【朝ドラ ブラッサム第6週027話】あらすじと登場人物|洋食屋・本郷との温かい別れ、そして突然の悲劇
北海道・札幌への移住と、愛おしい新しい命の誕生に向けて準備を進めていた第27回。
本郷の人々との心温まる別れと激励から一転、あまりにも過酷で切ない悲劇が珠と保を襲う激動の回となりました。
『ブラッサム』第27話の登場人物・キャスト紹介
【主人公・夫婦】
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木村 珠(きむら たもつ・たま) / 演:石橋静河 出産と札幌移住のため、洋食屋「悠楽館」の退職準備を進める。肌着やおしめを縫いながら生まれてくる子を楽しみにしていたが、買い物途中に突然の流産に見舞われ、深い悲しみに暮れる。
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木村 保(きむら たもつ) 生まれてくる子の名前をどうしようかと未来を楽しみに語り合う。流産し落ち込む珠を力強く抱きしめ、温かく慰める。
【本郷・出版関係の人々】
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黒崎編集長(「首都公論」編集長) 珠が退職し出産に入ると知り、「書かない作家に付き合っていられない」と言いつつも、彼女の動向を気にかけ続けている。
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秋山 格之助(作家) 珠から別れの挨拶を受け、「不順と無常こそが人間らしい」と独特の人間観・文学観で珠の門出を語る。
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左(若手作家) 同じく小説家を志す仲間として、珠とお互いのお礼とエールを交わす。
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本屋の店主 お礼にやってきた珠に、彼女が大好きな「土橋風子」の小説をプレゼントする。
第27話のあらすじ・ストーリー詳細
1. 悠楽館と本郷の人々への感謝と別れ
北海道への移住とお産を控え、珠(石橋静河)は働いていた洋食屋「悠楽館」を退職することを伝えます。店のスタッフや常連客たちは、珠の新しい門出を温かく祝福してくれました。
そこへ現れたのは「首都公論」の黒崎編集長でした。珠がお腹の子のために一度ペンを置くと知ると、「書かない作家につき合っておれるか」と冷たい言葉を吐き捨てますが、その裏には珠の才能に対する執着が垣間見えます。
珠はいつも刺激をくれた作家の秋山格之助にも挨拶に向かいます。秋山は「不順と無常こそが人間らしいのだ」と文学者らしい言葉を贈り、若手作家の左とも互いに健闘を誓い合いました。さらに、通い詰めた書店の店主からは「お礼に」と土橋風子の小説が手渡され、珠は感謝の気持ちでいっぱいになります。
2. 生まれてくる命への希望と、あまりにも突然の悲劇
下宿に戻った珠と保(木村保)は、生まれてくる赤ん坊の肌着やおしめを縫いながら、「名前はどうしようか」とこれからの未来を楽しそうに語り合います。珠は合間を縫って、愛おしい命への想いを静かに小説に綴っていました。
ある日、「買い出しに行ってきます」と元気に下宿を出た珠。 野菜を買い、通りのベンチに座って一休みしていたところ、一人の子供が前を通り過ぎます。
その瞬間——珠の身体に激しい激痛と異変が襲いかかります。
「だれか……」と助けを求めようとするものの、悲しいかな通りには誰も居合わせません。珠はその場で気を失い、かけがえのない命を流産してしまうのでした。
3. 深い傷と、寄り添う保の腕
下宿の布団で目を覚ました珠。お腹の中の命が失われた現実を受け止めきれず、絶望と自分を責める思いで激しく落ち込み、涙を流します。
そんな珠のもとへ駆けつけた保。 保は言葉にならない悲しみを抱えながらも、涙を流す珠を強く抱きしめ、優しく、温かく彼女の身体と心を慰め続けるのでした。
まとめ・感想
本郷の仲間たちから温かく見送られ、母となる準備を進めていた前半の多幸感から一転、後半の流産というあまりにも悲しすぎる展開に言葉を失った第27話……。
「不順と無常こそが人間らしい」という秋山格之助の言葉が、皮肉にも直後の珠の運命を暗示していたかのようで胸が締め付けられます。おしめや肌着を準備し、名前をどうしようかと保と嬉しそうに語り合っていただけに、通りで一人激痛に耐え、赤ちゃんを失ってしまった珠の孤独と悔しさは察するに余りあります。
しかし、絶望の底にいる珠を「大丈夫だ」と強く抱きしめた保の存在が、唯一の救いでした。
大きな喪失と悲しみを抱えた二人が、この深い傷をどのように乗り越え、予定している「北海道・札幌」への旅立ちを迎えるのか。明日の第28話も静かに見守りたいと思います。
