前回の感動的な第1週ラストから5年の歳月が流れた第6回。
高等女学校4年生となった珠(石橋静河)の成長とともに、物語は新しい時代への芽吹きや、少女たちが自らの表現を買い求める熱気あふれる青春模様を描き出します。
『ブラッサム』第6話の登場人物・キャスト紹介
【葉野家の人々】
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葉野 珠(はの たま・女学校4年生) / 演:石橋静河 すっかり大人らしく成長した珠。内緒で内職をしながら海外の小説を読み漁る読書家。弟妹への物語の読み聞かせが日課であり楽しみ。友人たちの後押しで同人誌づくりに挑む。
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葉野 リョウ(継母) / 演:国仲涼子 変わらぬ優しさで珠を包み込む母。夫・清治の顔の髭剃りをするなど日常を慈しみつつ、珠の同人誌づくりを自分のことのようにワクワクしながら応援する。
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葉野 清治(父) / 演:渡部篤郎 相変わらず仕事もせず「放蕩無頼」を貫く父。橋の上で珠に声をかけられても「あぁ」と素っ気ないが、家では妻・リョウに顔の毛を剃らせて静かに過ごしている。
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葉野 守(弟・中学1年生) / 演:中須翔真 中学1年生に成長した珠の弟。
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葉野 俊子(妹) / 演:徳丸心結
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葉野 英男(弟) / 演:徳丸夏輝 珠が語る物語の読み聞かせを何よりの楽しみにしている弟妹たち。
【女学校の教師・友人・街の人々】
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角田 忍(つのだ しのぶ / 教師) / 演:木竜麻生 珠たちの通う女学校の教師。「着物を1日1枚縫えて一人前」と、良妻賢母を掲げる当時の教育を指導する。
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森岡 稲子 / 演:華優希
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橋本 スエ / 演:中井千聖 珠の女学校のクラスメイト。良妻賢母教育に疑問を感じつつ、自分たちの想いを形にする「同人誌」作りに情熱を注ぐ。
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岩田 梅 / 演:松本穂香 珠の幼なじみ。八百屋「岩田屋」で手伝いをしており、学校帰りの珠と楽しく語り合う。
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岩田 カツ / 演:楠見薫 八百屋のおかみさん。
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徳一 / 演:井上拓哉
第6話のあらすじ・ストーリー詳細
1. 朝の読み聞かせと相変わらずの父
5年の月日が流れ、珠(石橋静河)は高等女学校4年生になっていました。
ある朝、珠は母・リョウ(国仲涼子)と一緒に朝食の支度をしています。今の珠にとって一番の楽しみは、幼い弟妹たちにオリジナルの物語を読み聞かせてあげること。 「夜寝る時に読んであげるね」と言う珠ですが、弟妹たちは「今がいい!」と聞く耳を持ちません。仕方なく読み始めると、読み終えた弟妹たちは「えー、もう終わり?物足りん!」と不満気な声をあげるほど夢中になっていました。ちなみに弟の守(中須翔真)は無事に中学1年生になっています。
通学の途中、橋の上で父・清治(渡部篤郎)とすれ違い、珠が「行ってまいります」と挨拶をしても、父は「あぁ」と一言返すのみ。父の「放蕩無頼」ぶりは相変わらずでした。
2. 「良妻賢母」の教育と、秘めたる情熱
女学校の授業では、教師の角田忍(木竜麻生)の指導のもと、「着物を一日一枚縫えて一人前」という良妻賢母を目的とした教育が行われていました。
しかし、珠は家で父に隠れて内職をしつつ、その合間を縫って海外の翻訳小説を読みふける日々を送っていました。厳格な父の手前、本を読む時間を作るのは一苦労ですが、未知の外国文学に触れるたび、珠の心は激しく揺さぶられ感動に包まれていました。
ある日、クラスメイトの一人に縁談の話が持ち上がります。 「一番早くお嫁に行くのは誰じゃろうか」と盛り上がる中、生徒たちの間で話題になったのが、平塚雷鳥の「元始、女性は太陽であった」という言葉でした。女性の自立と尊厳を訴えるその強い思想に、珠たちは深く共感し感銘を受けます。
3. 「うちらもやろう!」同人誌づくりへの踏み出し
午後の授業が終わると、誰かが言い出します。 「うち嫁に行くの嫌だって父に言ったら、意外な反応されたんよ。案外、想いを受け入れてくれるかもしれん」 「うちの想いを形にしようよ。同人集を作ろう!」
好きなものを書いて一冊の本にまとめようという提案に、クラスメイトの森岡稲子(華優希)や橋本スエ(中井千聖)たちは大盛り上がり。友人から「あんたなら素晴らしい文章が書ける!」と背中を押された珠も、次第にその気になっていきます。
帰り道、八百屋「岩田屋」に立ち寄った珠は、店を手伝う幼なじみの梅(松本穂香)と楽しそうに近況を語り合います。
4. 動き出した執筆の筆
家へ帰ると、母・リョウが父・清治の顔の毛を優しく剃っていました。静かな日常が流れる中、珠は自分の部屋で同人誌に何を寄稿しようかと一人知恵を絞ります。
母・リョウもそんな珠の様子に気づき、「珠様がやりたいことなら」と自分のことのように目を輝かせて応援してくれます。
母のあたたかい応援を受け、机に向かった珠。 頭の中で物語の情景が思い浮かんだその瞬間、まるで背中を押されたかのように、珠の手はすらすらと原稿用紙の上を動き始めるのでした。
まとめ・感想
第2週の幕開けは、少女から素晴らしい女性へと成長した珠(石橋静河)の輝かしい「表現への目覚め」が描かれました。
平塚雷鳥の「女性は太陽であった」という言葉との出会いや、友人たちと立ち上げる「同人誌」の計画。明治から大正・昭和へと変化していく時代の中で、抑圧されがちな女性たちが自らの言葉で声を出そうとするエネルギーに満ちあふれています。
母・リョウの変わらぬ温かな後押しを受け、物語を書き始めた珠。彼女が初めて同人誌に綴る文章とは一体どんなものになるのか、第7話の展開がとても楽しみです!
