カナリアが逃げ出し、大騒ぎの末に姿を消してしまった継母・リョウ。
第1週の最終回となる第5回では、傷ついた珠が母の実家へと向かい、血の繋がりを超えた「本当の母娘の絆」を確かめ合う感動のドラマが描かれました。
『ブラッサム』第5話の登場人物・キャスト紹介
【葉野家の人々】
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葉野 珠(少女期) / 演:村上蘭 逃げたカナリアを探し回るも見失い、母・リョウの実家へ向かう。「本当の親子じゃないから出て行ったの?」と涙ながらに訴え、母の心を開かせる。父・清治に対しても「お母さんの方が大事!」と堂々と渡り合う力強さを見せる。
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葉野 リョウ(継母) / 演:国仲涼子 清治の激しい叱責と実家からの離縁の勧めに揺れるが、珠の必死な思いに涙を流して応える。「これからも『珠様』と呼ぶのがええ」と、出逢った日の決意を胸に葉野家へ戻る覚悟を決める。
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葉野 清治(父) / 演:渡部篤郎 散らかり放題の家で二人を迎える。カナリアを失った怒りと虚無感に包まれていたが、「お母さんの方が大事。ここに住まわせてほしい」という珠の訴えに「好きにせい」と言い残し、二人を受け入れる。
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リョウの実家の人々 「カナリア一羽で大騒ぎするような家とは縁を切れ」とリョウに離婚を勧める家族たち。
第5話のあらすじ・ストーリー詳細
1. カナリア捜索と、母の実家での叫び
カナリアを探しに飛び出した珠(村上蘭)は、途中で一瞬カナリアの姿を見かけるものの、惜しくもそのまま見失ってしまいます。
珠はその足で、家を出て行った母・リョウ(国仲涼子)の実家へと向かいました。 実家の外から必死に声をかける珠。しかし、家の中からは「カナリアを一羽逃がしたくらいで大騒ぎするとは何事だ。そんな男とは縁を切れ」と離婚を勧める身内の冷たい声が聞こえてくるばかりで、リョウからの返事はありません。
途方に暮れた珠は、溢れ出る不安を抑えきれず、戸越しに語りかけます。 「私が本当の子供じゃないから……実の親子じゃないから出て行ったん? お母さん!ごめんね……!」
泣きながら諦めて帰ろうとしたその時、我慢しきれなくなったリョウがガラリと戸を開けて飛び出してきました。
2. 「珠様」に込められた誓いと涙の抱擁
外で向き合うふたり。 リョウは「最初に会った時、この子を何より大事にすると決めたのに……ごめんね」と涙を流して謝ります。
珠は「初めて会った時も、お母さんは私の手をぎゅっと握ってくれたよね」と幼い日の温かい思い出を語ります。 リョウは「これからも『珠様』とお呼びして大事にしたいんよ」と涙ぐみ、珠も「『珠様』でええ!」とうなずきます。ふたりは固く抱き合い、血の繋がりを超えて一生一緒に生きる決意を固めるのでした。
3. 父・清治との対峙と「お母さんの方が大事」
ふたりで葉野家に戻ると、家中が足の踏み場もないほど散らかり果てており、静まり返っていました。
そこへ突然、暗がりから父・清治(渡部篤郎)が現れます。 「カナリアは……カナリアをどうするつもりじゃ」と問い詰める清治に、リョウは「堪忍してください」と頭を下げます。
すると、珠が父の前に立ちはだかり、力強い声で言い放ちました。 「カナリアはもう戻らん!カナリアのことは諦めてください!……私にとっては、カナリアよりもお母さんの方が大事なんじゃ! お願いです、お母さんをここに住まわせてください!」
父・清治は珠の毅然とした態度に圧され、どこか呆れたように「……ふん、ここの何がええんじゃ。あぁええ、好きにせい」と言い残し、その場を後にするのでした。
4. 涙の意味を知り、そして5年後へ——
去っていく父の背中を見送りながら、母・リョウと珠はそっと手を握り合います。 その温かさを感じながら、珠は「涙が出るのは、悲しい時だけじゃない」という大切な感情を知るのでした。
時は流れ、物語は5年後へ——。 少女だった珠はすっかり大きくなり、高等女学校4年生となっていました。
第1週全体の感想・まとめ
『ブラッサム』第1週「私の父、私の母」は、型破りで身勝手にも見える父・清治と、実母ではないという罪悪感・遠慮を抱えていた母・リョウ、そしてその間で真っ直ぐに育つ珠の絆が見事に描かれた感動の初週となりました。
「珠様」という一見すると距離感のある敬称が、実は「この子を生涯かけて特別に大切にする」というリョウの愛の証だったことが明かされ、胸が熱くなった方も多いのではないでしょうか。
ラストで描かれた5年後の成長姿。高等女学校4年生となった珠が、ここからどのような青春を送り、作家への道を歩み出すのか——第2週からの展開も非常に楽しみです!
