【リゾートトラストレディス2026総括】河本結がプレーオフ制覇!神谷そら首位独走ムードを覆した執念の逆転劇
2026年JLPGAツアー第12戦「リゾートトラストレディス」は、今季屈指の名勝負となった。
優勝したのは今季メジャーを制し、賞金女王を目標に掲げる河本結。
最終日に68をマークし、通算10アンダーで並んだ吉澤柚月とのプレーオフを制して今季2勝目を飾った。
大会前半から主役だったのは神谷そらだった。
3日目終了時点で首位。
飛距離を武器に難しいグランディ那須白河ゴルフクラブを攻略し、多くのファンが「このまま逃げ切るのでは」と感じていたはずだ。
しかし最終日は全く違うドラマが待っていた。
神谷そら優勢から始まった最終日
神谷そらは3日目に65をマークし首位浮上。
飛距離とショット力を武器に今季初優勝へ向け最高の位置につけていた。
今大会の神谷そらはショットの切れが抜群だった。
難しい風の中でもピンを攻め続ける姿は、まさに優勝候補そのものだった。
ところが最終日は思うようにスコアが伸びなかった。
72とイーブンパーでホールアウト。
ゴルフの難しさを改めて感じるラウンドだった。
河本結の真骨頂は「耐える強さ」
一方の河本結は違った。
派手なゴルフではない。
しかしボギーを最小限に抑えながら着実にチャンスを作る。
68というスコア以上に内容が素晴らしかった。
今季の河本結は明らかに変わった。
以前は勢いに乗ると強い反面、流れを失うと崩れることもあった。
しかし今年は違う。
我慢する。
耐える。
待つ。
そしてチャンスが来た時に決める。
まさに賞金女王を狙う選手のゴルフになっている。
吉澤柚月が魅せたシンデレラストーリー
今回もう一人の主役が吉澤柚月だった。
最終日に67をマーク。
首位を追いかける立場から一気に優勝争いへ飛び込んできた。
若手らしい思い切りの良さ。
プレッシャーを感じさせない攻撃的なゴルフ。
プレーオフまで持ち込んだ内容は本当に見事だった。
優勝こそ逃したが、この大会で多くのファンに強烈な印象を残したことは間違いない。
最終日の本当の勝因
河本結の勝因は技術だけではない。
最も大きかったのはメンタルだ。
神谷そらが首位。
後ろから吉澤柚月が猛追。
そんな状況でも自分のペースを崩さなかった。
優勝争いになると選手は攻めたくなる。
しかし河本結は違った。
無理をしない。
危険を避ける。
その積み重ねがプレーオフ制覇につながった。
賞金女王争いがさらに面白くなった
今季2勝目。
しかもメジャー優勝に続く勝利。
河本結は完全に賞金女王争いの中心へ躍り出た。
現在の女子ツアーは
・菅楓華
・佐久間朱莉
・桑木志帆
・高橋彩華
・入谷響
・河本結
という群雄割拠の状態。
その中で河本結は「勝てる選手」から「年間を通して戦える選手」へ進化している。
まとめ
リゾートトラストレディス2026は河本結の執念が実った大会だった。
神谷そらの首位独走ムード。
吉澤柚月の猛追。
そのすべてを乗り越えて掴んだプレーオフ優勝。
今季の河本結は本当に強い。
そして何より賞金女王への本気度が伝わってくる。
この優勝によって2026年女子ツアーはさらに面白くなった。
後半戦に向けて河本結が主役になる可能性は十分にあるだろう。

