みなさん、こんにちは!『風、薫る』公式ファンブログへようこそ。 火曜日に放送された第16週・第77話は、ヒロイン・りん(見上愛)にとって一つの大きな時代の終わりであり、新しい人生への「旅立ちの回」となりました。
ついに提出された退職願、仲間たちとの涙の別れ、そして不器用な書生・シマケン(佐野晶哉)が絞り出した切なすぎる決意の言葉……。涙なしには見られなかった激動の出発の朝を、朝ドラの温かい語りとともに熱く振り返っていきましょう!
語り(ナレーション)で振り返る、今週のあらすじ
決意を固めたりんは、成都医大病院の多田院長へ「辞職願」を提出し、それは即日受け入れられました。 住み慣れた看護室へ戻り、仲間たちに退職が認められたことを伝えるりん。突然のことに動揺するナースたちの中、多江は涙を堪えながら力強く微笑みます。 「私はずっと辞めないよ! 偉くなって、看護婦のトップになって、日本のナイチンゲールになってみせる。その時は一ノ瀬さんを雇ってあげるから、また来てね!」
同僚のふゆたちから「辞めるなんてどうしたの? 何事だ!」と引き止められ、廊下ではこれまで共に闘ってきた今井医師と遭遇します。「ご迷惑をおかけしました」と頭を下げるりんに、今井医師は「共に働いてきた者としては、やはり寂しいよ」と、静かに別れを惜しむのでした。
その頃、母・美津は瑞穂屋の清水卯三郎のもとへ赴き、りんの決断を報告していました。お店にいた、娘の環が「私、英語の勉強をしてみたい!」と瞳を輝かせ、家族に新しい風を吹き込みます。
りんは直美を伴い、大山捨松公爵夫人の邸宅を訪れ、「新潟・上越の女学校の舎監」の仕事を引き受ける旨を正式に伝えました。捨松夫人は優しく微笑み、りんに語りかけます。 「無理に教えようとしなくても良いのです。女性が看護として積み重ねてきた努力は、決して無駄にはなりません。あなたは必ず、女学生たちの良き手本になるはずです」
出発の前夜、一ノ瀬家にはシマケンが駆けつけていました。 「僕は……! 本当に行ってしまうのですか?」 寂しさを爆発させそうになるシマケンでしたが、りんと環の未来を想い、必死に言葉を紡ぎ直します。 「……僕は、良い“おじさん”になります。長屋の忠蔵さんのように、よく顔を見せるおじさんになります! 新潟へ行っても会いに行きます。環ちゃんに英語や字を教えるおじさんに、僕がなりますから!」 その不器用で真っ直ぐな誓いに、りんはただ温かい笑顔を返すのでした。
そして、新潟へ出立する運命の朝が来ました。 見送る美津から、餞別として大切にしていた美しい「かんざし」を受け取ったりん。直美の想い、シマケンの祈り、そして家族の愛を胸に抱き、りんは環の手を引いて、雪深き新天地・新潟へと真っ直ぐに歩み出すのでした――。
【一視聴者の熱い叫び】ここが泣ける!見どころ激アツ考察
① 多江の「私が日本のナイチンゲールになる!」という最高の送り出し
りんの退職に誰もがうなだれる中、多江ちゃんが放った「私がトップになって雇うから来て!」というセリフに大号泣してしまいました……! かつてはぶつかり合い、頼りない部分もあった同僚たちが、りんの背中を見て立派なプロに育っていた証拠です。今井医師の「共に働いてきた者として寂しい」という言葉も含め、りんは決して“間違いばかり”ではなく、確かにこの病院に確かな足跡を残したのだと救われる思いがしました。
② シマケンの“おじさん宣言”!切なすぎる恋心の着地点
新潟へ旅立つりんに向かって、シマケン(佐野晶哉)が泣きそうな顔で放った「僕はおじさんになります!」という宣言。もう、彼の健気さと不器用さに胸が締め付けられて破裂しそうでした! 本当は大黒柱になって引き止めたい、ずっと傍にいたい。けれど、今の自分にできる最大の誠意として「よく顔を見せる親戚のおじさんのように、一生あなたたちを見守り続ける」という役割を選んだシマケン。環ちゃんに字や英語を教えるという名目を作ってでも繋がり続けようとする彼の愛の深さに、全視聴者が心の中で彼を抱きしめたはずです。
③ 大山捨松の「戻ってくる」という予言と、美津さんのかんざし
多部未華子さん演じる大山捨松夫人の言葉には、いつも時代の先を見据えた重みがありますね。「看護の努力は無駄にならない」という全肯定、そして「いつか必ず看護婦に戻ってくる」という言葉。りんは命の恐怖から一度現場を離れますが、これは「終わり」ではなく、本当の看護の意味を見つめ直すための「充電期間」なのだと確信させてくれました。 そして出発の朝、美津さんから贈られた大切なかんざし。かつて武家の誇りを胸に生きてきた美津さんの魂を受け継ぎ、りんは新潟の地でどんな「手本」になっていくのか、ワクワクが止まりません!
今週のまとめ:東京編、堂々完結。舞台はいよいよ雪国・新潟へ!
第77話は、第1週から紡いできた東京・成都医大病院でのキャリアに一度区切りをつけ、ヒロインが家族とともに新たな一歩を踏み出す、完璧な「新章へのプロローグ」となりました。
東京に残ってトップを目指す直美、そして売れっ子書評家として新潟へ通う決意をしたシマケン。離れ離れになっても、彼らの魂は「本当の家族」として繋がっています。
次回の放送からは、いよいよ新潟・上越編がスタート! 雪国で待ち受ける新しい女学生たちとの出会い、そして「舎監」として生きるりんの前に、どのようなドラマが待っているのか? 寂しさを乗り越え、新天地へ羽ばたいたりんの物語を、明日からも全力で応援していきましょう!

