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【第22週・第110話】「会いたかったなぁ、直美!」手渡されたボタンと、涙の針仕事【風、薫る感想】

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みなさん、こんにちは!『風、薫る』ファンブログへようこそ。 第22週の締めくくりとなる第110話(金曜日)は、広島陸軍病院から駆けつけた多江(生田絵梨花)の口から、小川吾郎(甲斐翔真)の最期の瞬間が語られ、涙と愛おしさが溢れる屈指の感動回となりました。

吾郎が最期まで遺した妻・直美(上坂樹里)への溢れんばかりの愛と、直美が涙ながらに向き合った「約束のボタン」の物語を、さっそく振り返っていきましょう。

🎭 主な登場人物おさらい

  • 一ノ瀬りん(見上愛) 元・帝都医科大学付属病院のトレインドナース。失意の直美に寄り添い、吾郎の遺品であるボタンを手渡して二人の絆をつなぐ。

  • 小川直美(上坂樹里) 恵風看護会の代表。多江から告げられた吾郎の最期の言葉に涙し、一人静かに軍服のボタンを縫い付ける。

  • 小川吾郎(甲斐翔真) 直美の夫。脚気(かっけ)と負傷により広島陸軍病院へ搬送され、直美への愛を叫びながら息を引き取る。

  • 多江(生田絵梨花) 広島陸軍病院で吾郎の看護を担当。吾郎から託された最期のメッセージとボタンを届けるため東京へやってくる。

語り(ナレーション)で振り返る、今週のあらすじ

恵風看護会にやってきた多江(生田絵梨花)は、直美(上坂樹里)に向かい、自分が広島陸軍病院で吾郎(甲斐翔真)の看護を担当したことを静かに報告します。

吾郎は脛骨の負傷に加え、脚気(かっけ)の症状を患っていたと語る多江。 「小川軍曹は、病院でもずっと明るく振る舞っていらっしゃいました。けれど翌日になると呼吸が苦しそうになり……私にひとつのボタンを手渡されたのです」

多江の脳裏に浮かぶのは、ベッドの上の吾郎の姿でした。 「もう飯は作れそうにないな……怒られそうだ。『ピリッとしていて、優しくて、寂しがり屋のお母さん』に……」 そして吾郎は、最後の力を絞り出すように「会いたかったなぁ! 直美――!!」と叫び、次第に意識が薄れ、その夜静かに息を引き取ったのでした。

「……私をまるで鬼みたいに……」 多江から最期の様子を聞かされた直美は、堪えきれずぽろぽろと大粒の涙をこぼします。

白紙に包まれた布を開くと、そこには軍服から外されたボタンがありました。 吾郎は多江に、「妻が縫い直してくれたボタン付けが見たくて、つい自分で取ってしまったんだ。付け直してもらうのが嬉しくて……」と笑顔で語っていたといいます。 りん(見上愛)は直美にそのボタンを手渡し、「ボタンを付けて帰ってきて」と静かに送り出します。

自宅に戻った直美は、暗がりの中でマッチをすり、明かりを点します。 針と糸を手に取り、涙を流しながら、吾郎との思い出の一つひとつを噛み締めるように軍服へボタンを縫い付けていく直美。 その最中、どこからともなく、かつて台所で楽しそうに歌っていた吾郎の鼻歌が聞こえてくるようでした。切なさに溢れる涙が止まらない直美。

二人の深い想いが通じ合ったその時——玄関には、まるで直美の針仕事を見守るかのように、あの優しい笑顔の吾郎が立っている気配が広がっていました。

心に一つの区切りをつけた直美は一ノ瀬家へ戻り、すやすやと眠る愛息・明(あきら)を愛おしそうにそっと抱きしめるのでした——。

【一視聴者の熱い叫び】ここが胸熱&大号泣!見どころ考察

① 「わざとボタンを取っていた」吾郎さんの不器用すぎる愛!

軍服から失われていた「2番目のボタン」の真実。 なんと吾郎さんは、直美ちゃんが美津さんに教わって一生懸命縫い直してくれる姿が見たくて、嬉しくて、自分でこっそりボタンを取っていたのです……!

「ピリッとしていて、優しくて、寂しがり屋のお母さん」「会いたかったなぁ、直美!」という最期の叫び。 不器用で、優しくて、どこまでも直美ちゃんを愛していた吾郎さんらしいエピソードに、全視聴者の涙腺が崩壊しました。

② マッチの火と涙の針仕事……吾郎さんの歌声に包まれて

一人静かに自宅へ戻り、マッチで火を点けて軍服にボタンを縫い付ける直美ちゃんの描写が美しくも切なすぎました。 かつて第98話で「マッチは火がつく魔法だと言っていた人がいた」と回想していた直美ちゃん。

涙をぽろぽろとこぼしながら針を動かす直美ちゃんの耳に聞こえてくる、吾郎さんの楽しそうな鼻歌……。 想いが通じ合い、幻であっても玄関に吾郎さんが微笑んで立っていたあの瞬間、二人の魂は間違いなく固く結ばれ直したのだと感じました。

③ 多江さんの真摯な看護と、母として立つ直美の強さ

広島の現場で吾郎の最期を看取り、その言葉と遺品を直美ちゃんに届けてくれた多江さん。 同じ看護の志を持つ同志であり、友である多江さんがいてくれたからこそ、直美ちゃんは吾郎さんの真の想いを受け取ることができました。

ボタンを縫い付け、一ノ瀬家に戻って明ちゃんをしっかりと抱きしめた直美ちゃんの表情。 悲しみは消えなくても、吾郎さんが残してくれた「明」という光とともに、母として、看護婦として生きていく強い覚悟が宿っていました。

第22週まとめ&第23週への期待

第22週は、日清戦争(朝鮮での戦い)の激動の中で、新しい命「明」の誕生と、愛する夫・吾郎との永遠の別れが描かれた、まさに命の重みが凝縮された一週間となりました。

  • 吾郎との別れを乗り越えた直美と、恵風看護会の次なる歩みは?

  • 広島から戻った多江とともに、りんたちはどんな看護の未来を切り拓くのか?

  • すくすくと育つ明ちゃんと一ノ瀬家の絆は?

悲しみを糧に、自らの足で力強く立ち上がるヒロインたちの物語。 来週・第23週からの『風、薫る』も、心を込めて見守っていきましょう!

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