sports

大相撲は年間6場所制移行の理由やメリットデメリットと大関陥落制度

大相撲上り sports
この記事は約4分で読めます。

大相撲は年6場所開催は当たり前の事と思われる方が
多いと感じますが以前はもっと少なかったんです。
それでは以前は何場所制でいつからどんな理由や背景で
変更されたのかについてリポートしていきます

大相撲の6場所制移行年?

大相撲が6場所制に移行したのは、
1926年から1928年にかけての3年間にわたり、
従来の年3場所制から徐々に移行されました。
その背景には、当時の相撲界に多くの問題があったことがあります。

以前は3場所制

まず、3場所制では、1年にわずか3回のみの開催
という少ない場数によって、力士たちはあまりにも負けが重く、
短期間での復帰が難しく、
怪我や病気によって引退する力士も多かったのです。
また、3場所制では、優勝力士の数が非常に少なく、
負けた力士にも優勝の可能性があったため、
場所の価値が下がっていたこともあります。

6場所制のメリット

6場所制に移行することで、力士たちはより多くの場所で
実力を競い合うことができ、負けが重い場合でも、
短期間で復帰できるようになりました。
また、優勝力士の数も増え、場所の価値が上がったことで、
観客動員数も増加し、大相撲の人気が高まりました。

また、場所数が増えたことで、
力士たちはより多くの試合を経験することができるようになり、
実力を磨く機会が増えたと言われています。

また、優勝力士の数が増えたことで、
場所ごとの優勝者が注目されるようになり、
個々の力士たちの名前や成績がより一層注目
されるようになったといえます。

6場所制のデメリット

6場所制となると、大相撲開催期間終了後、地方巡業と移動が多く
移動にかかる費用が増加する。
重いけがをすると中々本場所に出場できず番付の降下が激しく
精神的な負担が大きい。

しかし、一方で、6場所制に移行することで、
力士たちはより多くの場所に参加する必要があるため、
身体的な負担が増えることや、
準備期間が短くなることなども指摘されています。
また、全国各地での巡業が増加したことで、
力士たちの移動距離が増え、
疲労度も高まるという課題もあります。

大関の2場所連続負け越し制

大関に在位し本場所で負け越しが2場所連続すると
大関の資格を失います。
失った場所は関脇格となり、10勝を上げたら翌場所に
大関に復活できる制度です。

最近の大関陥落力士の現役を続ける力士は栃ノ心、高安、御嶽海、正代、琴奨菊

現役を引退した大関経験力士は琴奨菊、豪栄道、北天祐、若島津、貴ノ浪、千代大海、雅山

大関3場所制から2場所制移行

大関在位3場所制度は、1973年から1992年までの期間に存在。
この制度では、大関に昇進した力士が3場所連続で勝ち越すことが
できない場合に、自動的に関脇に降格となりました。

しかし、1992年に2場所陥落制度に改められました。
この改正は、大関陥落力士の増加とその影響力の低下、
そして相撲協会が幕内力士数を減らすことを
目的として行われました。

力士の変化

6場所制に移行することで、力士たちはより多くの場所で
実力を競い合うことができるようになり、
負けが重くても短期間での復帰が可能になったことで、
怪我や病気による引退率は低下しました。
また、優勝力士の数が増えたことで、
優勝争いがより白熱し、
力士たちはより強い意欲を持って競い合う
ようになったといわれています。

場所の増加による変化

場所が増えたことで、
力士たちはより多くの場所で実力を競い合うことが
できるようになり、相撲界においてより多くの優秀な力士が
生まれるようになりました。
また、場所数が増えたことで、地方巡業がより広がり、
大相撲の人気も高まりました。

全国場所

また、6場所制に移行する前には、
年に1回だけ大相撲が行われる全国場所がありましたが、
6場所制に移行したことで、全国場所は廃止されました。

場所の増加による変化として、相撲の観客動員数が
増加したことも挙げられます。

6場所制に移行する前は、年間3場所しかなかったため、
観客数も限られていましたが、6場所制になることで、
全国各地で相撲が開催されるようになり、
より多くの人々が相撲を観戦することができるようになりました。

6場所制は今後も継続されるのか

現在の相撲協会では、6場所制を継続することが検討されています。
しかし、相撲界には、力士たちの負担や怪我のリスク、
観客数の減少など、様々な課題が存在しています。
そのため、今後も相撲協会は、相撲界の健全な発展を図りながら、
適切な場所数の検討を続けていくことが予想されます。

まとめ

大相撲は日本の国技とも言われ日本生まれのスポーツです。
昔は空き地で子供たちが相撲を取る事は普通にありました。
今は子供や親子で相撲を取る風景も滅多に見る事はありません。

相撲は大相撲をテレビや国技館など施設で観戦するものになっています。
現在の大相撲は年6場所開催されていますが、過去は3場所制でした。

6場所制に移行する事でファンが観れる機会が増え
人気も高まり興行的にもメリットがあります。

デメリットもあり、ケガにより休場になると在位の変動が激しく
維持するのが大変です。

3場所制時代合った全国場所は無くなりました。

今後も検討はされますが、当面6場所制で開催される見通しです。

 

 

 

ONOをフォローする

コメント