ECONOMIC IMPACT PAYMENTと記載の米国の小切手が届きました。私は日本人で米国年金受給者です。封筒に1枚のチェックが同封されて自宅の郵便受けに5月6日届きました。米国からの手紙は年に1~2回届きますが殆どの場合は現住所と収入の有無の確認です。しかし今回は予想もしないチェックで半信半疑状態。米国在住中はよく目にしたチェック(小切手)でした。日本人で米国非居住者で現在は税金も納付していない私なので米国の新型コロナ給付金の受給は不可解、でも年金受給者にも給付するという事かもしれません。換金は以前であれば大概の銀行で外国小切手の取り扱いをしていたようですが現在は一部の銀行しか取り扱っていない様です。口座のある三井住友銀行に問い合わせした処三井住友銀行に集中しているという事でした。取り扱いをしている銀行は三井住友信託銀行をはじめ三井住友銀行も行っている事を確認しました。給付については銀行に行き数点の確認書類等が必要となりますがコロナさなか銀行は来店予約を行い予定時刻に訪問し手続きを完了すれば銀行内部の手続きを行い3週間後に自身の口座に入金されるという事です。その際、当の本人への給付が妥当かについても確認がされるという事ですので安心して手続きが出来そうです。
ECONOMIC IMPACT PAYMENTとは
米国財務省が発行する新型コロナウイルス対策の給付小切手(Economic Impact Payments)でした。
IRS(Internal Revenue Service:内国歳入庁)は4月11日、「納税者の銀行口座に最初の現金給付を入金した」と発表しました。
ECONOMIC IMPACT PAYMENTの対象者と非対称者は
- 米国税法上の住民
- 米国永住権を持っている(グリーンカード)
- 米国に税金を納めている方
- 現金給付を受ける資格は?
受給資格は、アメリカ居住者で、他の納税者の扶養者でなく、調整後総年収(AGI)は次の金額を上限とし、就業資格のある社会保障番号を持っていることとなっています。受給資格については、IRS の公式サイトで確認できます。 - 納税者の扶養家族(17歳以上の学生、保護者(納税者)の扶養家族とされている18歳以上の子ども、高齢の親など)
- 有効な社会保障番号を持っていない人
- 非居住者(nonresident alien)
- 一時的な労働者(temporary worker)
2019年の確定申告でフォーム1040-NRまたはフォーム1040NR-EZ、フォーム1040-PRまたはフォーム1040-SSを2019年に提出した人
受給資格がない「非居住者」(nonresident alien)については、IRS の公式サイトに詳細が掲載されています。
NBCNews によると、社会保障番号(Social Security Number)を持っている移民(アメリカ市民でなくても)は受給資格があり、これにはアメリカ永住権保持者、H-1Bビザ保持者、H-2Aビザ保持者が該当すると報じています。なお、2018年と2019年の確定申告がベースとなるため、2020年に生まれる子どもが対象となる500ドルの受給は来年の確定申告まで待つ必要があるとのことです。
ECONOMIC IMPACT PAYMENTを日本で受け取る方法
- 米国銀行に口座開設済みの方ならアプリを使うなどして換金が出来る様です。
- 現在米国銀行に口座をお持ちでないなら日本の銀行経由で換金する方法
- ネットで検索すると最初に出てくるのが三井住友信託銀行でした。
- 三井住友信託銀行でネットで口座開設を行うには2週間ほどかかると書かれています。
- ネットにアクセスして30数項目に質問しクリアできると身分証明書類をアップロードして完了すれば、あとは口座開設の連絡を待つ事になります。
- 三井住友銀行でも換金を行える事を確認しました。手数料が約3000円かかり相殺された金額が口座に入金されます。
三井住友銀行の口座を持つ方
- 最寄りの三井住友銀行の支店に来店予約をする
- 只今コロナ禍で事前予約を基本と、直接尋ねても受け付けされず長時間待たされる事になりそうですからネットで来店予約を行い予約時間通り来店してください。
-
予約当日必要なものは、
- ①個人番号(マイナンバー)
- ②顔写真つき公的本人確認書類
- ③キャッシュカード
- ④通帳・証書
- ⑤お届け印
Economic Impact Paymentの給付額は
給付金額は、
- 最大で大人一人1200ドル、
- 17歳未満の子ども一人500ドル。
- 年金受給者は1400ドル
Economic Impact Paymentsがなぜ届いたのか?
- 米国年金受給者なので窓口の不手際で日本在住の日本人に送付した
- IRSに住所登録されているから窓口の不手際で米国不在者の日本人に送付された
- 米国年金受給者にもコロナ給付金が適用される
- ※上記は推測です。
まとめ
- 現時点有力なのが三井住友信託銀行ですがフリーダイヤルで掛けても電話が混み合っていてつながらない。
- ネットで新規口座開設を行うには時間がかかるので並行して他の銀行(市中銀行に問い合わせをしたが外国小切手サービスを取り止めた銀行が多いと聞いた)に問い合わせて可否を確認する⇒外国小切手の取り扱いを止めた銀行が多い。2019年頃
- ネットで事例を確認する
- 口座所有の三井住友銀行に電話をかけ取り扱いを確認した。→取り扱いの支店を確認の上、来店予約を入れ約1か月後に来店する。上記の必要品持参のうえ訪問する
- 最寄りの銀行でECONOMIC IMPACT PAYMENT小切手と本人確認等の書類の確認が済んだ後約3週間後口座に振り込まれる。諸費用が約3000円かかり、支給額から差し引かれた額が入金される。
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