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【風、薫る】第14週66話あらすじ&見どころ解説!ヒデ衝撃の「私、看護婦になりたくない」宣言、直美の“小さなおはぎ”に込められた成長と、シマケンの紙飛行機

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NHKの連続テレビ小説『風、薫る』。第14週の初日(第66話)は、前週のツヤの解雇劇から2ヶ月後、明治の歴史的転換点である「大日本帝国憲法発布」の足音が近づく世相から幕を開けました。

現場でがむしゃらに働き続けるりん(見上愛)と、かつての失敗から学び成長を見せる直美(上坂樹里)。そして、順調に見えたエリート生徒・土肥ヒデ(池田朱那)を襲った「心の折れる音」。激動の第14週のスタートを詳しく解説します。

主要キャスト&登場人物の動きと物語への影響

  • 奥田りん(キャスト:見上愛)

    • 自宅に帰れないほど仕事と指導に没頭。「看護婦を天職にしたい、楽しい」と語る彼女の熱意が、皮肉にもヒデを追い詰めることに。

  • 大家直美(キャスト:上坂樹里)

    • かつて全没収した「おはぎ」を、患者のために“小さく切って差し入れる”という臨機応変な神対応を見せ、看護の真髄を体現します。

  • 土肥ヒデ(キャスト:池田朱那)

    • 優秀ゆえに「りん先生のようにはなれない」と絶望し、ついに「看護婦を辞める、なりたくない」と言い出します。

  • 島田健次郎 / シマケン(キャスト:佐野晶哉)

    • 忙しすぎるりんに直接会えず、直美と娘の環を介して「紙飛行機」に想いを託します。

第66話のあらすじ:2ヶ月後の成都医大病院、直美の成長とヒデの絶望

ツヤの悲劇的な解雇処分から2ヶ月。街では「憲法発布」を報じる新聞報道の話題で持ちきりとなり、日本全体が新しい時代の幕開けに沸いていました。

成都医大病院では、生徒の土肥ヒデ(池田朱那)が51歳の男性患者の担当として実習に励んでいました。そこへ患者の見舞いに山本夫婦がやってきます。りん(見上愛)は相変わらず多忙を極めており、手術の介助へ向かったり、生徒たちへ包帯の巻き方を熱心に指導したりと、休む間もなく動き回っていました。しかし、その傍らで指導を受けるヒデの様子は、どこか上の空で元気がないように見えました。

そんな中、病室で直美(上坂樹里)が素晴らしい変化を見せます。かつて軍人の吾郎(甲斐翔真)が持ってきたおはぎを「目の毒」と一蹴した直美でしたが、医師の許可を得て、一口だけでも好物を食べたい」と願う患者のため、特別に「小さく切ったおはぎ」を用意して差し入れたのです。患者は大喜びし、その温かい看護に吾郎は深く感銘を受けます。

しかし同時に、生徒たちの間には「私たちは大家先生や一ノ瀬先生みたいには働けない……」という焦燥感も生まれていました。直美は「一ノ瀬先生は看護婦が天職だから」と笑い、同僚のナミからも「りん取締りにちゃんと休憩を取るように言ってよ、働きすぎ!」と心配されるほど、りんは身を粉にして働いていました。

その後、教室では「需要のある食事(栄養学)」についての講義が行われ、炭水化物の重要性が教えられます。講義の後、ヒデから「先生にとって看護婦とは何ですか」と問われたりんは、真っ直ぐな目で「私は看護婦を天職にしたい。看護婦は楽しいの」と笑顔で答えるのでした。

その頃、直美はリフレッシュを兼ねて、りんの娘・環(宮島るか)を連れて一緒にお出かけへ。お馴染みの団子屋へ向かうと、そこでシマケン(佐野晶哉)と遭遇します。直美は「素直なくせにそういう所は素直じゃないんだから」と呆れ顔。現在、りんは忙しすぎて自宅へ帰ることすらできない状態でした。シマケンは、直接渡せない代わりに、りんに向けたメッセージを乗せた「紙飛行機」を、直美経由で託すのでした。

夜、病院に戻った直美の前に、思い詰めた表情のヒデが立ち塞がります。ヒデは、直美とりんの完璧すぎるプロの姿、そして「看護婦は楽しい」というりんの言葉の重圧に耐えかね、ついにこう言い放ちました。

「私、看護婦を辞めます。私は看護婦になれないし……なりたくありません!」

優秀だからこそ、理想と現実のギャップに心が折れてしまったエリート生徒の、衝撃の告白で幕を閉じるのでした。

第66話の見どころ&興味深いポイント

① 直美の「小さなおはぎ」という最高の看護

第63話の「おはぎ全没収」の失敗から、直美が見事な成長を遂げました!規則で縛るだけでなく、「手術前に一口だけ、喉に詰まらせないように小さく切る」という臨機応変な優しさは、まさに患者の心に寄り添う本物のトレインドナースの姿。生徒たちが憧れるのも納得の名シーンです。

② りんの「天職・楽しい」という言葉が、ヒデの呪縛に

りんに悪気は一切なく、むしろ生徒を鼓舞するための「看護婦は楽しい」という言葉。しかし、不眠不休で家にも帰らず完璧に仕事をこなすりんの姿は、生徒たち、特にプライドの高いヒデにとっては「あんな超人にはなれない」という絶望のトリガーになってしまいました。

③ シマケンの「紙飛行機」に込められた想い

直接会えないほど忙しいりんに向けて、直美と環に託した紙飛行機。不器用な書生であるシマケンらしい、文字通り「浮世の翼」を思わせる切なくもロマンチックな演出です。この紙飛行機が、過労気味のりんの心をどう癒やすのか注目です。

第66話のまとめ:完璧すぎる講師への憧れと、優秀ゆえの挫折

第66話は、正看護婦として完璧に成熟していくりんと直美の姿の裏で、その眩しすぎる光に当てられた生徒・土肥ヒデが自滅していくという、非常に皮肉でリアルな心理描写が描かれた回でした。

りん先生が良い看護婦なら私には出来ないし「なりたくない」と強く拒絶したヒデの心の内には、一体どんな葛藤があるのか。そして、このヒデの退学宣言が、次回の「りんの取締解任」という大波乱にどう繋がっていくのか。

明日からの展開も一瞬たりとも目が離せません!

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