はじめに
ECONOMIC IMPACT PAYMENTと記載の米国の小切手が届きました。私は日本人で日本に住んでいます。20年前に米国に仕事で駐在した経歴が有り米国の年金受給者です。5月6日、封筒に1枚のチェックが同封され自宅の郵便受けに届きました。米国からの手紙は年に1~2回届きますが殆どの場合は現住所と収入の有無の確認です。しかし今回は文章は無くチェック(小切手)だけ同封されて届きました。
半信半疑状態で文字を読み解くと米国在住中はよく目にしたチェック(小切手)で米国のコロナ給付金でした。えっ米国に住んでいないのに戴けるの?米国は太っ腹だなと思いました。しかし日本人で米国非居住者で現在は税金も納付していない私なので米国の新型コロナ給付金の受給はやはり不可解。もしかすると年金受給者にも給付するという事かもしれないと肯定的に考え、ネットで調べ続けた。
そこでECONOMIC IMPACT PAYMENT小切手が換金できる事を前提に調べを続けると私と同様の方が同じように調べている様子が見えてきました。
換金は以前であれば大概の銀行で外国小切手の取り扱いをしていたようですが、現在は一部の銀行しか取り扱っていない。ネットの1ページ目に三土住友信託銀行の紹介が有ったが口座を持っていないのでグループで口座のある三井住友銀行に問い合わせした処三井住友銀行にも集中しているという事でした。取り扱いをしている銀行は三井住友信託銀行をはじめ三井住友銀行も行っている事を確認できた。
換金(給付)の方法は銀行に行き数点の確認書類等が必要となります。新型コロナウイルスさなか銀行は来店予約を行い予定時刻に訪問し手続きを完了すれば銀行内部の手続きを行い3週間後に自身の口座に入金されるという流れです。
最も肝心要は、本人が受給者に該当するか否かです。最初に銀行に問い合わせを行った時は給付の妥当性も銀行で確認がとれるかもと考えていました。しかし翌日電話が有り、自分でIRSのホームページにアクセスし受給該当者か確認の上来店する様に言われました。
キーワードはnon-resident alien。どうも米国に居住が前提の様です。申請時間は1年近くありますので調べて損は有りませんので更に決定打を探しますが非居住者は対象外という理解が現時点で有力です。
追記!受給資格者有無を確認するには、IRSのホームページにアクセスし、Get Mypayment をクリック。あなたの個人情報を4点を入力します。①SOCIAL SECURITY ナンバー〇〇〇ー〇〇ー〇〇〇〇、②誕生日MM/DD/YYYY、③住所、④ZIPCODE又は郵便番号を入力しContinueを押す。有効な結果が表示されたら受給資格ありと判断できそうです。
ECONOMIC IMPACT PAYMENTは日本在住者に何故届いた?
- 米国財務省が発行する新型コロナウイルス対策の給付小切手(Economic Impact Payments)でした。
- IRS(Internal Revenue Service:内国歳入庁)は4月11日、「納税者の銀行口座に最初の現金給付を入金した」と発表しました。
- 口座が見つからなかった方に小切手を発行した模様
- 政府は一日でも早く役に立つように急ぎ発行したので、確認は十分とは言えない
- 受給は自分が該当者かIRSのホームページで確認し受給資格があれば入金手続きを行う。
Economic Impact Paymentの受給者
受給資格は、アメリカ居住者で、他の納税者の扶養者でなく、調整後総年収(AGI)は次の金額を上限とし、就業資格のある社会保障番号を持っていることとなっています。受給資格については、IRS の公式サイトで確認できます。
- 2019年の確定申告でフォーム1040-NRまたはフォーム1040NR-EZ、フォーム1040-PRまたはフォーム1040-SSを2019年に提出した人米国税法上の住民
- 米国永住権を持っている(グリーンカード)
- 米国に税金を納めている方
- 納税者の扶養家族(17歳以上の学生、保護者(納税者)
- 扶養家族で18歳以上の子ども、高齢の親など)
NBCNews による受給資格
- 社会保障番号(Social Security Number)を持っている移民(アメリカ市民でなくても)は受給資格があり
- アメリカ永住権保持者
- H-1Bビザ保持者
- H-2Aビザ保持者が該当すると報じています。
- 2018年と2019年の確定申告がベースとなるため、2020年に生まれる子どもが対象となる500ドルの受給は来年の確定申告まで待つ必要があるとのことです。
Economic Impact Paymentの受給できない方
受給資格がない「非居住者」(nonresident alien)については、IRS の公式サイトに詳細が掲載されています。
- 有効な社会保障番号を持っていない人
- 非居住者(nonresident alien)
- 一時的な労働者(temporary worker)
受給資格を確認するGet Mypayment Toolにアクセス
- IRSのホームページにアクセスし、Get Mypayment をクリックし、あなたの個人情報を4点を入力します。
- ①SOCIAL SECURITY ナンバー〇〇〇ー〇〇ー〇〇〇〇
- ②誕生日MM/DD/YYYY 2000年5月15日の場合は05/15/2000
- ③住所英文字 ※住所変換和英toolこちら
- ④ZIPCODE又は郵便番号を入力しCONTINUEを押す。
受給資格がある方の銀行窓口で必要な書類
自分が受給資格の有無をIRSのホームページで確認の上受給資格者である事を確認の上銀行のホームページにアクセスし来店予約を取ります。大分混んでいますので直近の予約は出来ず1カ月先になると思います。来店予約を行うと登録メールアドレス宛に当日持参する書類について連絡が来ますので確認の上書類を準備の上来店日時刻に訪れてください。当店に着いたら列が出来ていると思いますが、係員に来店予約をしている旨伝えると担当のの方に案内されます。
- 身分証明書(顔写真付きの物)運転免許証等
- マイナンバーカード
- キャッシュカード(該当銀行の本人所有カード)
- 通帳・証書(銀行により通帳未発行の場合は不要、カードが代行)
- お届け印
- Economic Impact Payment小切手
- SOCIAL SECURITYカード ※銀行から言われていませんが念の為持参
まとめ
- 5月13日時点のまとめ、Ecomic Impact Paymentは米国の新型コロナウイルス給付金で米国に住む方に提供される給付金である。
- 口座を持っている方には既に給付済である
- 口座を持たない方にはEcomic Impact Paymentという小切手をIRSから封書で届けた
- 事は急を要するので精度は悪くともスピード優先で封書を届けた
- 受給資格が無い場合は受給を拒否すること
- 不正に入手した場合は返納も有り得る
- 例えば銀行に行き換金の手続きを行い入金された場合の責任は銀行ではなく、申請した本人にあり罪に問われる事もある。
- IRSのホームページ⇒Get Mypayment Toolにアクセスし①SOCIAL SECURITY ナンバー〇〇〇ー〇〇ー〇〇〇〇、②誕生日MM/DD/YYYY、③住所、④ZIPCODE又は郵便番号を入力し情報を得る。
Void After one yearと記載が有りますので時間は1年間ありますので、正しく精査し取り組みたいと考えます。今後も可能性は低いのですが調査を内容に更新が必要になった時点で記事を更新します。
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