家庭菜園でナスの育て方!肥料と苗の購入植え方と支柱立て方と害虫対策

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家庭菜園
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はじめに

家庭菜園でナスを育てる方は多い様に感じます。夏野菜のナスは脂との相性も良く、手軽で美味しい野菜です。ナス好きな方は是非家庭菜園で育て食卓に上げてください。ナスの苗を購入し植え付け(定植)、枝の剪定、支柱の立て方、害虫対策さらに収穫までそ過程で行う事をまとめています。

ナスの苗は千両ナスや水ナスや中長ナスや長ナスや米ナスなど各地に昔から食べられてきた伝統野菜の系統の改良品種や種メーカー推奨の苗などが販売されています。苗は元気なヒョロヒョロではなく幹がしっかりした物である程度背丈のある25cm丈苗をお選びください。ナスは水を必要としますので購入したら早く定植し(植え付け)水をたっぷり上げます。次第に枝が増えて四方に広がりながら成長を続けます。枝を放置すると果実が付くと重量に負けて枝が垂れ下がりナスのお尻が土に触れ、虫が侵入しやすくなります。また枝を放置すると花をたくさん付け実を付けますが果実が多過ぎて個々のナスに栄養が十分に回らず小さめになりますので、枝が多すぎては良い物が収穫出来ない事が予想されますので3本仕立てで支柱で重さに耐えられるようにしてあげます。土が乾いたら水やりも重要です。よく面倒みると美味しいナスを収穫できますので秋まで収穫できるナスと長く付き合って下さい。

ナスの生育に関係する気温などの条件について

  • 生育適温は、昼23~28℃、夜間16~20℃ぐらいで最低限界温度は7~8℃で、霜には非常に弱くマイナス1~マイナス2℃で凍死します。真夏の異常高温は最高限界が40℃で高温下で育つ野菜です。今年の4月は気温が高く、苗の販売も例年よりも早く店頭に並びました。しかし低温が苦手のナスですから、遅霜の被害を受けない様に5月連休明けの八十八夜以降に植え付けをすると比較的安心だと思います。
  • 根の伸長適温は、28℃と温度が高いです、最低8~10℃、最高38℃。根毛発生の最低は12℃、最高38℃と暑さには強いが寒さに弱い作物の特徴を理解して育てましょう
  • ナスは風に弱くというか寒さに弱いので、定植後気温の上下と共に風も吹く事が有ります。この風は冷たい事が多いので、ナスの苗を肥料袋などで風からナスを守ります。気温が安定するまで風よけを付けて、気温が安定したら取り除いてもだ丈夫です。一度弱ると成長を阻害しますので袋で覆い苗を保護する事をおすすめします。
  • 花粉の発芽、発芽管の伸長は、適温は20~30℃で、最低限界温度は15~17℃、最高限界温度は35~40℃です。この様にホームセンター等で苗が販売されても、早すぎると育たないわけですから、野菜の性質を見極めて育てましょう
  • 光飽和点むずかしい用語ですが、約4万ルクスと果菜類のうちでは割合低い部類ですが、弱光下では軟弱徒長となり、花の発育が悪く、落花は多く、果実の発育は悪くなり、果実の着色も劣ります。ほかの野菜に比べて、着色のため特に紫外線を必要とします。※植物の光合成において、光の強度が上がると光合成速度が速くなるが、ある強度以上では飽和状態に達し、それ以上速くはならない。 その光の強度のこと。 また、このときの光合成速度を飽和光合成速度という因みに自然界の照度は・・・
    ・晴れた日中の直射光→100,000ルクス
    ・日中の木陰(影の輪郭線から1m内側)→10,000ルクス
    ・晴れた日中、室内の南窓から1m内側→3,000~5,000ルクス
    ・曇り空→5,000ルクス前後

ナス栽培地の土壌作りと苗の選び方と畑への植え付け方

ナスは土の環境で育ち方に大きく影響します。野菜によって適正なペーハーは異なります。これから野菜を育てる畑の土壌のペーハーを知ることが大事な事です。極端に酸性度を好むブルーベリーや酸性度を嫌う野菜のエンドウやほうれん草などが有ります。土のペーハー調整に石灰や苦土石灰やすきこみ酸度の中性化する事も頭に入れておいてください。ナスが育ちやすい土壌のペーハーは6.0~6.8のほぼ中性の土を好む野菜です。ペーハーを知る事は野菜育ての強い味方です。デジタルペーハー計はこちら。ナスを植える2週間以上前に畑を耕し、元肥の量は目安として10㎡当たり成分量で、チッソ、リン酸、カリとも200~300gを施用します。ナスは多肥を好むので、肥効が長い期間続く有機肥料の牛糞や鶏糞の粒状等を使うとよいでしょう。

  • 台木の葉が枯れたり、しおれたりしていない苗を選びます。
  • 1番花の蕾がふくらんで紫色に着色し始めたころが適期で、最適な苗を選びます。
  • 蕾の小さな若苗定植は定植後の過繁茂になりやすいので避けます。
  • 1番花が咲き終わっているような老化苗定植では、活着不良になりやすくなりますので避けます。

定植時期と方法

  • 定植時期の目安は、遅霜(晩霜)の心配がなく最低気温10℃以上、最低地温15℃以上になったころです。一般地の露地栽培では5月上中旬ごろ、トンネル栽培では4月中下旬ごろになります。老化苗定植や植え傷みで活着不良になった場合は、薄めの液肥を数回あたえるか1番果を摘果して、草勢の回復を図ります。遅霜の気象庁の定義では、大気中の水蒸気が直接、氷の結晶となって、地面または地物に付着したものを霜といい、氷点下の低温にさらされた葉や茎は、黒変して枯死します。
  • 植え付け方は、ポットから苗を抜き、スコップで開けた穴に土ごと苗を定植します。植える深さはポットに入っていた時の土上面より下側に土をかぶせます。土を寄せて空気を抜き乾きにくい様に押し付けます。その後、たっぷりと散水します。
  • 植え付け後(定植後)苗が元気に育っているか観察を続けます。水が足りないと極端に成長せず衰えます。一度衰えると復活させるのは難しいですから、日頃から観察してください。

定植後の管理害虫被害など

  • 害虫被害の一つに葉の穴あきがあります。これの虫はテントウムシダマシです。外観はおなじみのテントウ虫みたいですがテントウムシダマシです。この虫はナスの葉の裏側につくアブラムシを食べてくれるのですが、葉に穴開けもします。
  • 紫色の花が咲き、次第に果実が付き、徐々に拡大して行きます。1番花が実り大きくなるとナスのお尻が地面に着くことがあります。果実が地面に着くと湿気が好きなダンゴムシが食いつきます。表面を傷つけ次第に皮から中に食い進め果実内部に侵入し食い進み、更に中に入り込み食い荒らします。ダンゴムシはミミズと同じく土の栄養を作る虫ですが、色々な野菜も食べます。
  • ダンゴムシは種まきから苗を育てる場合も悪さをします。ポットの底の穴から土に入り込み苗を食い荒らす事もありますので、ダンゴムシの侵入を防ぐネットを入れたりする事も必要だったりします。

定植後の枝管理の仕方で良い果実を

  • 苗を植えると次第に成長し四方に枝を増やします。ナスの果実は枝に対し大きいし重いので、支えとなる支柱が必要です。ナスの支柱は3本仕立てが一般的です。主軸となる幹と他に2本の合計3本にします。この3本をクロスする様に支柱で倒れを防ぎます。
  • 幹や枝を支柱に括り付ける方法は幹や枝に傷を付けない様に8の字になる様に紐で括り付けます。この方法だと支柱と幹や枝が直接接触しないので傷を防げますのでおすすめです。
  • 3本仕立てにするので、それ以外の脇芽は取り去ります。脇芽は指でつまみ取ります。
  • ナスの収穫が続き枝が疲れてくると、花がつかなくなります。その時は、枝の脇芽の上を切断します。切断されると脇芽が延びて新しい枝に成長し蕾を付け花を付け実を付けます。

まとめ

家庭菜園でナスを育てる時に、どういう風に食べるかを少し意識して苗を選定します。なぜならナスの種類で料理法が異なるからです。漬物にする時は小さい物、油炒めは余り大きさは気にしなくとも良いでしょう。ステーキみたいな食べ方なら米ナスが向いているでしょう。その用途をイメージしながら栽培すると楽しみも増して良いですよね。因みに長ナスという名称のナスが有ります。長い物は40cmくらいに成長します。このナスの最大の特徴は、果肉に種を感じることも無く食べれる事です。種が気になる方にはとても向いている品種です。長ナスとして売られている黒陽という品種がありますがあまり長くなく20㎝くらいで丸く太く育ちます。こちらも美味しいですが少し種を感じると思います。食味はナスらしい柔らかさがあります。成長が早い適した土壌で育てると食味の良いナスに仕上がります。味は品種だけで決まるものではありませんから、面倒を見て順調に育て収穫まで早い野菜は果肉が柔らかく美味しいと思います。日光が好きなナスですので、曇りがちでは理想的なナスには仕上がりません。梅雨を病気せずに乗り越えたらたっぷりの日を浴びて紫色の濃いナスに下がる事でしょう。秋の気温が低下するまで収穫が続きますのでありがたい野菜の一つですので管理を行い長い期間美味しく収穫できるようにしたいものです。

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