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【第21週・第105話】2年の月日と忍び寄る戦争の影——多江の決断と旅立つ人々【風、薫る感想】

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みなさん、こんにちは!『風、薫る』ファンブログへようこそ。 第21週の締めくくりとなる第105話(金曜日)は、島田健次郎(シマケン)が旅立ってから2年という月日が流れた東京を舞台に、時代が「戦争」という大きな渦へと巻き込まれていく予感と、新たな決意を胸にする人々の姿が描かれる重厚な回となりました。

さっそく、時代が大きく動き出した第105話のストーリーを詳しく振り返っていきましょう!

🎭 主な登場人物おさらい

  • 一ノ瀬りん(見上愛) 元・帝都医科大学付属病院のトレインドナース。恵風看護会の中心として活躍し、訪問看護の現場で人々の生に寄り添い続ける。

  • 小川直美(上坂樹里) 恵風看護会の代表。軍人の夫・吾郎を支えつつ、時代の変化に戸惑いと不安を抱く。

  • 小川吾郎(甲斐翔真) 直美の夫で軍人。相変わらず家事で腕を振るい、鼻歌を歌いながら「牛肉と馬鈴薯の煮つけ」を作る愛妻家。

  • 竹内虎太郎 恵風看護会に薬品を納品してきた薬業者。時代の波に乗り、新天地での成功を目指して朝鮮へ渡ることを決意する。

  • 多江 帝都医科大学付属病院の看護取締り。病院を辞め、広島の陸軍病院へ特殊看護婦として赴任することを報告に訪れる。

語り(ナレーション)で振り返る、今週のあらすじ

シマケンが去ってから早いもので2年の月日が流れました。 恵風看護会は制服を一新! 新しい制服に身を包んだ4名のスタッフは、喜びとともに更なる意気込みに満ちあふれていました。 一ノ瀬家では美津が腰を痛めてしまい、成長した妹の環が甲斐甲斐しく布団の準備に取りかかるなど、家族の月日の経過を感じさせます。

直美(上坂樹里)が夫・吾郎(甲斐翔真)を出勤で見送った街中では、通りを行く人々が「戦争」の噂を口にしていました。紙面にも「軍隊派遣」の文字が躍ります。 「軍人は家族に軍の内部のことを話してはいけないの」と語る直美。同僚から「戦争になったら突然告知されるのですか?」と聞かれ、直美は複雑な表情を浮かべます。

そんな中、虎太郎が薬品の納品にやってきます。 どこか雰囲気の違う虎太郎に、りん(見上愛)が「何かあったの?」と尋ねると、「しばらく朝鮮に行くことになった」と明かします。 「外国との戦争は初めてだから、誰もやったことがない現場に行けば重宝がられる。上にいけるかもしれないんだ。発つ前に二人に会えて良かった」と語る虎太郎。 「十分に成功しているのに……」と心配するりんでしたが、「気をつけて、行ってらっしゃい!」と固い握手を交わし、旅立つ虎太郎を温かく見送るのでした。

訪問看護で長屋の遠藤平蔵のもとを訪れるりん。 平蔵は相変わらずお酒を飲み、背中には戊辰戦争での長い傷跡が残っていました。 「夫は喧嘩で勝ったことがないの。でも生きていくためにたたかっているのよ」と語る妻。 りんは「私は生きていくために、看護を仕事に選びました。平蔵さんもお酒を控えて長生きしてくださいね」と寄り添うのでした。

自宅では、吾郎が鼻歌を歌いながら「牛肉と馬鈴薯の煮つけ(肉じゃが)」を調理していました。 「出征したら炊事班長が良いなぁ」とおどける吾郎に、直美は「やっぱり軍人さんは好きじゃないわ……吾郎さんの作ってくれたご飯を、ずっと食べていたいのに」と本音を漏らします。

そこへ、帝都医科大学付属病院で看護取締りを務める多江が恵風看護会を訪ねてきます。 病院の外でも派出看護を受けたい人が増えており、「一ノ瀬りんさんの看護を受けたい」という指名も入っていると語る多江。 生徒から「一ノ瀬さんはどんな人?」と聞かれた際、「言ってはいけないことを言ってしまう人」と答えたと明かし、りんは「ひどいです!」と苦笑いします。

しかし、多江が訪れた本当の要件は別にありました。 「帝都医科大学付属病院の管理取締りを辞めて、広島の陸軍病院に特殊看護婦として赴任することになりました」 驚く一同に、多江は力強い眼差しで語ります。 「傷ついた軍人さんをしっかりと看護して、未来に貢献するために行ってきます」

その頃、大山捨松公爵夫人が自ら看護にあたる姿がありました。 日本全体を巻き込む大きな時代の嵐が、すぐそこまで迫っていたのです——。

【一視聴者の熱い叫び】ここが胸熱&切ない!見どころ考察

① 2年の歳月と新制服!成長した環ちゃんと深まる家族の絆

シマケンとの切ない別れから2年。恵風看護会が4人体制となり、一新された洗練された制服姿が実に凛々しく誇らしかったですね! また、美津さんの腰痛をサポートしようとテキパキ動き回る環ちゃんの成長ぶりにもほっこり。一ノ瀬家という「温かい居場所」があるからこそ、りんちゃんは外の現場で思い切り躍動できるのだと改めて実感しました。

② 朝鮮へ渡る虎太郎と、吾郎の肉じゃが——忍び寄る「戦争」の足音

街中に漂い始めた「戦争」の気配。 野心と挑戦心を胸に「誰もやったことがない現場」として朝鮮へ渡る虎太郎の決意。握手を交わして見送るりんちゃんの「本当に戦争をやっているんだ」という呟きには、日常が非日常に侵食されていく怖さが滲み出ていました。

そして、直美ちゃんと吾郎さんの夕食シーン。 鼻歌を歌いながら肉じゃが(牛肉と馬鈴薯の煮つけ)を作る愛妻家の吾郎さんに対し、直美ちゃんが漏らした「吾郎さんのご飯をずっと食べていたい」という言葉。 「軍人」という立場ゆえにいつ出征するかわからない夫を持つ妻の切実な祈りが胸に刺さります。

③ 多江さんの衝撃の決断!「広島の陸軍病院へ」

今話最大のクライマックスは、帝都医科大学付属病院のトップである多江さんの訪問でした! 「言ってはいけないことを言ってしまう人」というりんちゃんへの評にはクスッとさせられましたが、彼女が明かした「病院を辞めて広島の陸軍病院へ赴任する」という決断。

地位や安定を捨て、傷つく兵士たちを救うために「特殊看護婦」として戦地近くへ赴く多江さんの覚悟。大山捨松夫人の動きとも連動し、看護婦たちが歴史の大きな渦の最前線へと立たされていく予感がヒシヒシと伝わってきました。

今週のまとめ&第22週への期待

第21週は、シマケンとの別れという個人の試練を乗り越えたりんが、今度は「戦争」という国家の大きな試練と向き合い始める激動の1週間となりました。

  • 広島の陸軍病院へ向かう多江さんの命運は?

  • 朝鮮へ旅立った虎太郎と、出征の影がチラつく吾郎の今後は?

  • 時代の嵐の中で、りんと直美の「恵風看護会」はどう人々の命を守っていくのか?

個人の愛や情熱を超えて、歴史の大きなうねりの中へと突入していく『風、薫る』。 来週・第22週からの展開からも目が離せません!

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