NHKの連続テレビ小説『風、薫る』。第14週・第68話では、取締役を解任され平の看護婦に戻ったりん(見上愛)と、新取締役となった直美(上坂樹里)の環境がガラリと激変!
美津(水野美紀)の計らいによる驚きの引っ越しから、直美の過去を脅かす詐欺師・小日向の再登場、さらにはシマケン(佐野晶哉)の文才の開花まで、物語が新たな局面へと動き出した本話を詳しく解説します。
主要キャスト&登場人物の動きと物語への影響
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奥田りん(キャスト:見上愛)
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平の看護婦となり、気持ち新たに現場へ。引っ越しでは「実動部隊(荷造り)」として大活躍し、患者の優しさに触れて元気を取り戻します。
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大家直美(キャスト:上坂樹里)
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りんの家族と同居することに。引っ越しでは「指図(司令塔)」として本領発揮。しかし、過去の男・小日向に居場所を突き止められ危機が迫ります。
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島田健次郎 / シマケン(キャスト:佐野晶哉)
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小説『浮世の翼』の評判が良く、新聞社から書評(評論)の仕事を依頼され才能を開花。大量の本に囲まれる中、団子屋の通りでりんと運命的な再会を。
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小日向(キャスト:未発表/劇中悪役)
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直美の弱みを握る元恋人の詐欺師。憲法発布の熱狂に便乗した詐欺で稼ぎつつ、直美の前に再び立ちはだかります。
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第68話のあらすじ:奇妙な同居スタート、迫る小日向の影と「浦崎八幡」の謎
りんは自宅で、愛娘の環(宮島るか)に優しい声で絵本の読み聞かせをしていました。そこへ母・美津(水野美紀)がやってきて、「新しい引っ越し先が決まりました」と告げます。驚くことに、その新居には直美(上坂樹里)も一緒に住むというのです。天涯孤独で長屋の大家からも心配されていた直美を放っておけない美津の、粋で温かい決断でした。
りんの帰りが遅いと待つ美津直美でした。しかしその直後、りんの後ろをつけてくる不穏な男の影が。慌てて帰宅したりんの背後に立っていたのは、あの詐欺師・小日向でした。「どうしてここが分かったの!?」と激昂する直美。美津が「ご友人ですか?」と尋ねるも、二人は声を揃えて「違う!」と否定します。小日向は、巷で話題の「憲法発布」に便乗した詐欺ビジネスでお金を稼いでいる様子で、直美は「相変わらずろくでもない悪党だ」と吐き捨てます。しかし小日向は不敵に笑い、「『浦崎八幡』を調べたが、地元では安産を祈願した場所のようだな。お前はそこで安産を願われて生まれてきたようだ」と、直美の出生にまつわる謎の言葉を置いて去っていくのでした。
不穏な影を振り払うように、さあ引っ越しです! 新居への荷造りでは、身体を動かすのが得意なりんが「荷造り(実動)」を担い、テキパキとした直美が「指図(司令塔)」を行うという、二人の強みを活かした見事なチームワークで挨拶を済ませ、無事に引っ越しを完了させます。
一方、シマケン(佐野晶哉)の身にも大きな転機が訪れていました。書き上げた小説がきっかけで、新聞社から「書評を書いてみないか?」と提案されたのです。彼の評論の才能はまたたく間に評判となり、部屋には大量の本が並ぶようになります。書評の仕事を引き受け、文筆家として新たな一歩を踏み出したシマケンでした。
病院では、いよいよ患者の山本さんの手術の日を迎えていました。「私が手術に立ち会いますからね」と優しく声をかけるりん。一時期は取締の重圧に押しつぶされそうになっていたりんでしたが、山本さんから「先生、頑張ってね」と逆に励まされたことを直美に嬉しそうに話し、平の看護婦として患者と近く接することで、すっかり元気を取り戻していました。
手術も無事に終わり、心が軽くなったりんがいつもの団子屋さんの通りを歩いていると、大量の本の仕事を抱えたシマケンとバッタリ遭遇するのでした――。
第68話の見どころ&興味深いポイント
① 「荷造りのりん」と「指図の直美」の最高の同居生活
名ばかり管理職から解放され、平ナースとして患者と向き合うことで本来のハツラツとした輝きを取り戻したりん。そんなりんと、管理能力抜群の直美がプライベートでもタッグを組む引っ越しシーンは微笑ましさ満点!美津と環も含めた「新しい家族のカタチ」が、これからの二人の大きな支えになりそうです。
② 小日向がもたらした「浦崎八幡」と直美の出生の謎
ついに直美の元に現れたクズ男・小日向。憲法発布のドタバタを利用して詐欺を働くあたり相変わらずの悪党ですが、彼が口にした「浦崎八幡」「安産祈願」という言葉は非常に重要です。捨て子だと思っていた直美ですが、実は「誰かに無事を願われて生まれてきた」という出生の秘密が隠されていることが示唆され、今後の人間ドラマの大きな伏線となりました。
③ シマケンの才能開花と、団子屋前での「胸キュン再会」
小説家としてはすれ違ってばかりのシマケンでしたが、まさかの「書評・評論」のジャンルで才能が大ブレイク!大量の本に囲まれる彼の姿は頼もしい限りです。そしてラスト、夕暮れの団子屋の通りで、お互いに少し心の余裕を取り戻したりんとシマケンが視線を交わすシーンは、今週のベスト胸キュンシチュエーションです!
第68話のまとめ:新たな生活の光と、背後に迫る小日向の闇
第68話は、りんと直美の奇妙な同居という明るいトピックスと、シマケンの出世という嬉しい変化が描かれる一方で、小日向が握る「直美の過去の弱み」が具体的に動き出すという、光と影がクッキリと分かれた見応えのある回でした。
平ナースとして再び医療の楽しさを思い出した心地よい空気の中、団子屋で再会したシマケンとりんの会話はどこへ向かうのか?
そして、直美を揺さぶる小日向の詐欺行為と「浦崎八幡」の謎に、直美はどう立ち向かうのか。明日からの展開も絶対に見逃せません!
