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【風、薫る】第61話あらすじ&見どころ解説!「看護科一期生」の取締りに挑むりんと直美、現場の軋轢とツヤの涙の訴え

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NHKの連続テレビ小説『風、薫る』。養成所を卒業し、プロのトレインドナースとして歩み始めた第13週・第61話からは、いよいよ物語の後半戦(プロフェッショナル編)が幕を開けました

見習いという守られる立場から一転、病院の「組織」を動かす大役を任されたりん(見上愛)と直美(上坂樹里)。着任早々にぶつかる現場の壁と、かつて共に戦った仲間からの切ない訴えなど、見どころ満載の本話を詳しく紐解いていきましょう

主要キャスト&登場人物の動きと物語への影響

  • 奥田りん(キャスト:見上愛)

    • 正看護婦として「取締り」の職に就き、実習生や看病婦の育成に奔走。ナイチンゲールの精神を胸に、理想の看護を追求します。

  • 大家直美(キャスト:上坂樹里)

    • りんと共に一期生の指導にあたります。「看護とは何か」を常に問いかけ、現実的な視点から生徒たちを引っ張る存在です

  • 須永ツヤ(キャスト:東野絢香)

    • 婦人科病棟の看病婦が外科へ移動。これまでの働きを認められて移動の挨拶をしますが、りん達の姿を見て「自分も看護婦になりたい」と強い願いを抱きます。

  • 島田健次郎 / シマケン(キャスト:佐野晶哉)

    • 新聞社からの勧誘に悩みつつも、自分の原点である「小説を書くこと」を諦めず、執筆活動を続けています

第61話のあらすじ:新たな白衣と「取締り」という重責

養成所を卒業した一期生たちは、新しい正看護婦の白衣に袖を通していました。そんな中、これまで婦人科病棟で働いてきた看病婦の須永ツヤ(東野絢香)が、外科への移動が決まったと挨拶にやってきます

寂しさを滲ませる間もなく、院長(筒井道隆)からりんと直美・玉枝・トメにある重要な命が下されます。それは、新設された「成都医大病院看護科一期生」の【取締り(とりしまり)】という役職でした。この取締りとは、新しく入ってきた看護生徒たちの講義や実習の面倒を見るだけでなく、現場の看病婦や生徒たちの育成・規律の管理までを総合的に行うという、非常に責任の重い役職です。自分たちも現役で看護を行いながら、同時に生徒たちを取り締まらなければならないという過酷な二足の草鞋でした。

りんと直美はさっそく、自分たちが実習生時代に困ったことや、病院内の決まり事をノートに書き出してみます。その中で「患者からの金銭は一切受け取らない」といった厳格な規約を作り、現場の看病婦たちに説明を行いました。しかし、昔ながらのやり方に慣れている看病婦たちからは「融通が利かない」と、やや不評を買ってしまいます。

そんな中、新しい看護生徒たちを連れて、手術実習の見学が行われました。しかし、初めて見る本物の手術現場の凄惨さと緊迫感に圧倒され、生徒の一人がショックでその場に倒れて(気絶して)しまいます。

現場の混乱、そして看病婦たちとの軋轢に悩むりん達。りんは生徒たちを集め、近代看護の祖であるナイチンゲールの言葉を引用して説明します。直美とりんは「ナースキャップを被ったから終わりではない。看護とは何かを、常に自分に問い続けなさい」と、かつてバーンズ先生や大山捨松から授かった哲学を、今度は教える立場として厳しく、しかし熱く生徒たちに説くのでした

その夜、一ノ瀬家では娘の環(宮島るか)がすっかり周囲の癒やしとなる「看板娘」になっていました。また、シマケン(佐野晶哉)も自分の夢である小説を熱心に書き進めています

生徒への講義終了後に、看病婦のツヤがやってきます。ツヤは真剣な眼差しで、りんの前に頭を下げ申し入れをします。 「一ノ瀬さん、私……ただの看病婦じゃなく、あなたたちのような本当の『看護婦』になりたいんです! お願いします、学ばせてください!」 かつての同僚からの涙の訴えを前に、りんは胸を打たれながらも、組織の規律との間で葛藤し、「……少し、時間をください」と答えるのが精一杯でした。

第61話の見どころ&興味深いポイント

① 「教わる側」から「教える側」へ!新しい白衣の覚悟

これまではフユ婦長やバーンズ先生の後ろをついて歩いていたヒロインたちが、今度は「取締り」として教壇や現場に立つ姿が非常に新鮮で頼もしいです。しかし、「お金を受け取らない」という近代的なルールが、昔気質の看病婦たちに拒絶されるなど、新しい制度を日本に根付かせることのリアルな泥臭さが描かれています。

② ナイチンゲールと捨松の哲学の継承

生徒が手術見学で倒れてしまうアクシデントの際、りんと直美が語った言葉が胸に刺さります。「看護とは何かを常に考え続ける」という大山捨松の教えが、今度は一期生から二期生(看護科一期生)へと確かに受け継がれていく構成は、ドラマの後半戦の幕開けとして最高の演出でした

③ ツヤの涙の訴え!身分と資格の壁

東野絢香さん演じるツヤが、頭を下げて「看護婦になりたい」と訴えるシーンは本話最大の涙を誘う見どころです。当時はまだ、無資格の「看病婦」と、本格的な教育を受けた「看護婦」の間に厳然たる制度の壁が存在し始めていた時代。共に苦労してきたツヤの情熱を知っているからこそ、簡単にイエスと言えないりんのプロとしての苦悩が深く描写されています

第61話のまとめ:正看護婦編の幕開け!悩み続けるヒロインたちの次なる戦い

第61話は、学生時代のような瑞々しい青春劇から、病院という「組織の現実」と戦う本格的な社会人ドラマへと進化した、非常に引き締まった回となりました

看板娘となった環の可愛さや、シマケンの執筆活動という家庭の癒やしがあるからこそ、職場での「取締り」としての張り詰めた空気がより際立ちます

ツヤの切ない願いを、りんと直美はどう受け止め、組織を説得していくのか? そして、新しい生徒たちの育成は上手くいくのか?

後半戦も波乱万丈な『風、薫る』、明日からの展開も徹底的に追いかけていきましょう!

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