南瓜や胡瓜やスイカを栽培すると緑の葉が白っぽく、
うどん粉をまぶしたような色になり放置すると葉が枯れてしまいます。
野菜の生育に大きく影響しますので、初期の内に対処が必要です。
南瓜や胡瓜のうどん粉病対策としては、以下のような方法があります。
- 木酢液や酢、重曹を水で薄めたものを散布する。
これらはカビの成長を抑える効果があります。 - 日当たりと風通しを良くする。
湿度が高いとカビが繁殖しやすくなりますので、
密植を避けたり、葉やつるを間引いたりしましょう。 - 薬剤を使用する。
予防的に殺菌剤や抗生物質を散布することで、
うどん粉病の発生を防ぐことができます。
ただし、薬剤には副作用や耐性の問題もありますので、
必要最小限にとどめましょう。
上記の様な対処法で解消する場合も有りますが、
うどん粉を防ぎきれない事が多いです。
そこで、より効果的な方法を提示します。
重曹・植物オイル・洗剤の混合液
重曹を使った対策は、以下のように行います。
重曹+植物オイル+食器洗剤薄めた液体を作ります。(詳細は下記記載)
空のスプレー容器などに入れてよく振ります。
うどん粉病が発生している部分にスプレーします。
葉の裏側も忘れずに吹きかけましょう。
1週間おきくらいに繰り返し散布します。
重曹はカビの成長を抑える効果がありますが、
一度で完治するわけではありません。
以上の方法で重曹を使ってうどん粉病に対処することができます。
重曹とオリーブオイルと食器洗剤を混合したものは、
うどん粉病に効果があると言われている自然素材のスプレーです。
うどん粉病はカビが原因で植物の葉や茎が白くなる病気です。
放置すると光合成が出来なくなり枯れてしまいます。
- 重曹はアルカリ性でカビの成長を抑える効果があります。
- オリーブオイルは重曹を葉に付着させる役割をします。
- 食器洗剤は水と油の分離を防ぐ展着剤として使われます。
このスプレーの作り方は、以下の通りです。
植物性オイル100ccに重曹大さじ1/2杯と食器用洗剤2~3滴を加えてよく混ぜます。
この液体を小さじ2杯ほどすくって、水1カップで薄めます。
うどん粉病が発生している部分にスプレーします。
葉の裏側も忘れずに吹きかけましょう。
このスプレーは、うどん粉病にかかりやすい植物に使えます。
例えば、バラやジニアなどです。
ただし、スプレーの濃度や散布のタイミングに注意する必要があります。
スプレーの濃度が濃すぎると、葉に傷をつけたり、
色が変わったりすることがあります。
葉が光合成が出来なくなり枯れてクシャクシャに乾燥して
垂れさがる事も有ります。
水で薄めて使うようにしましょう。
スプレーは、うどん粉病の初期に対して有効です。
葉の状態をよくチェックして、白い粉が見つかったら早めに散布しましょう。
スプレーは、茎先のつぼみや若い葉にはかけないようにしましょう。
これらの部分は傷みやすいので、スプレーを避けるか、
さらに薄めて使うようにしましょう。
このスプレーの効果は、散布後にすぐには見えないことが多いようです。
しかし、数日後には、白い粉が減ってきたり、
新しい葉が元気に出てきたりすることがあります。
スプレーの効果は、植物の種類や病気の進行度によっても異なるので、
一概には言えませんが、定期的に散布することで効果を高めることができます。
濃い目の溶液をスプレー散布すると散布後液体が乾いた時点で
白い粉が消える事も有ります。
とても即効性が有ります。(濃度の違いと丁寧にこすりつけた効果かも?)
ただし、スプレーを使いすぎると、葉にダメージを与えたり、
カビの耐性を高めたりする可能性もあります。
スプレーは、必要最低限の量と回数で使うようにしましょう。
以上が、このスプレーの効果についての回答です。
重曹と植物油と食器洗剤を混合した溶液は、重曹オイルスプレーと呼ばれ、
植物の病気や害虫に対して効果的な自然素材のスプレーです。
この記事では、重曹オイルスプレーの作り方から使い方と
注意点までをまとめてご紹介します。
重曹オイルスプレーの作り方
重曹オイルスプレーを作るには、以下の材料と道具が必要です。
- 重曹:小さじ1杯
- 植物油:大さじ1杯
- 食器洗剤:小さじ1/4杯
- 水:500ml
- 霧吹きボトル:1本
作り方の手順は以下の通りです。
- 霧吹きボトルに水を入れます。
- 重曹、植物油、食器洗剤を別の容器に入れてよく混ぜます。
- 混ぜた液体を霧吹きボトルに入れて、フタをしっかり閉めます。
- 使う前には必ずよく振って、油分と水分を均一にします。
以上で、重曹オイルスプレーの作り方は完了です。
簡単に作れるので、必要な分だけ作って使い切ることがおすすめです。
重曹オイルスプレーの使い方
重曹オイルスプレーは、植物の病気や害虫に対して効果的な
自然素材のスプレーです。
特に、ウドンコ病やアブラムシに対しては高い効果が期待できます。
重曹オイルスプレーの使い方は以下の通りです。
- 植物の葉や茎に均一に散布します。葉の裏側も忘れずに散布しましょう。
- 散布するタイミングは、朝晩の涼しい時間帯がベストです。
日中や直射日光が当たる時間帯は避けましょう。 - 散布する頻度は、週に1回程度が目安です。
病気や害虫の状況に応じて調整しましょう。 - 散布後は、植物の様子を観察してください。
数日後には白い粉が減ったり、新しい葉が出てきたりすることがあります。
以上が、重曹オイルスプレーの使い方です。
植物に優しい自然素材のスプレーなので、安心して使えます。
重曹オイルスプレーの注意点
重曹オイルスプレーは便利な自然素材のスプレーですが、
使い方を間違えると植物にダメージを与えたり、
カビの耐性を高めたりする可能性もあります。
重曹オイルスプレーが濃すぎると葉にダメージを与える事が予想されます。
適度な濃度で作った溶液を使うようにしましょう。
雨の前後は効果が期待できません。
重曹洗剤植物オイル混合液まとめ
重曹洗剤植物オイル混合液を作り
重曹:小さじ1杯
植物油:大さじ1杯
食器洗剤:小さじ1/4杯
水:500ml
霧吹きボトル:1本で作ります。
濃すぎると葉にダメージを与えますので、比率を守り作ります。
うどん粉病は糸状菌というカビ菌ですので、
葉に揉みこむ様にすると効果的です。
揉みこむことで白い部分が緑色に変化する事も有ります。
花やつぼみに散布すると受粉出来ない事も有りますので
散布には花やつぼみにかからない様に注意が必要です。
様子を見てお使いください。
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