魚は健康に良いと聞きます。中でも調理要らずで手軽に食べられる魚肉ソーセージは優れものです。
栄養価は優れているけど練り物製品なだけに粘着材料や色出しに着色料や保存性を良くする目的などで保存料などが使われやすいので調べてみました。
結論から言いますと、粘着剤や着色料や保存料など使われている物がありました。
勿論健康を害するほどの量は使われていないと思いますが、個々の健康に対する意識や評価で
使い分けたら良いと思います。
魚肉ソーセージには添加物が使われています。
結着材料として、植物性たんぱく、でんぷん粉、ゼラチン、卵タンパクが使われています。
着色料としてカルミン酸色素が含まれています。
その他、魚肉すり身は外国製でした。
カルシュムたっぷりの表示に対するものは貝カルシュムでした。
魚肉ソーセージ1本の栄養価、タンパク質など
A製品:栄養表示は1本60g当たり、エネルギー86kcal、タンパク質5.5g、脂質3.6g、炭水化物7.9g、食塩相当量1.1g、カルシュム219mgでした。
B製品:栄養表示は1本70g当たり、エネルギー107kcal、タンパク質5.5g、脂質5.1g、炭水化物9.8g(糖質9.75g)、食塩相当量1.3g、カルシュム351mg、食物繊維0~0.14g
栄養価で重要なたんぱく質ですが、男性で60g、女性で50g以上と労働厚生省が推奨していますので、栄養補助食品として効果が期待できます。
またエネルギーの観点からも有用な食品と言えます。
一日に必要なたんぱく質量と摂取エネルギー
一日に必要なたんぱく質は必要なエネルギー量の15%~20%と言われ、
65歳以上の方の一日に必要なたんぱく質は60gを推奨されています。
一日3食に魚肉ソーセージ1本を食べたら、一日の25%が摂れる訳ですからとても
お手軽な食品と言えます。
活動量が少なめの女性の場合、1400~2000Kcalで、男性は2200±200Kcalと農林水産省は記載しています。個々人運動量は異なりますので、多少増減して換算すると良いです。
100g当たりのたんぱく質量を比べてみた
タンパク質を取るなら健康を意識して、油分の少ない鶏肉が良いと言われます。
中でも胸肉は油分が多いのでもも肉やささみがおすすめと言われますので、比較してみます。
鶏ささみ23g、牛もも肉21,2g、豚ロース19.3g、ロースハム16.5g、ウインナー13.5g、
鰯丸干し32.8g、焼きたらこ28.3g、かにかま12.1g、魚肉ソーセージ11.5g、卵黄16.5g、
ゆで卵12.9g、生卵12.3g、きな粉35.5g、油揚げ18.6g、納豆16.5g、厚揚げ10.7g、
豆腐6.6g、豆乳3.6g、パルメザンチーズ44.0g、プロセスチーズ27.0g、ヨーグルト4.3g、
牛乳3.3g、鰹なまり節38.0gと身近な食品に多くのタンパク質を含む食品が有りますので、
自分の身体に必要な食品を見極め活用したいものです。
これらは100g当たりのタンパク質の量です。
一日3食の食事に、野菜とタンパク質を比較的多く含む食品を組み合わせ効果的にタンパク質を
摂りましょう。筋肉増強にも運動とタンパク質が必要です。
昔のなつかしいさつま揚げ
ソーセージとは違いますか、似ていて美味しい、
さつま揚げを紹介します。
さつま揚げも色々な種類が有りますが、
品によっても味わいが違うような気がします。
こちらは、大体のお店で売られているさつま揚げの定番の
【昔のままのさつま揚】です。
他よりも美味しいので成分などを見ていきます。
成分:魚肉(鰊、スケトウダラ、アジ、グチ、その他、馬鈴薯でんぷん、大豆たんぱく、ブドウ糖、魚介エキス、食塩、発酵調味料、砂糖、植物油)
具材は天然の魚成分が多く使われていますし、着色料や保存料等は
使われていませんので、良い食材(安全性)だと感じます。
ただし、塩分を感じました、結果は食塩相当量1.47g/100gでした。
やはり塩分は有りますので、食べる量を加減する必要があると感じます。
まとめ
ソーセージを食べるなら魚肉ソーセージが低脂肪・高蛋白質な成分の食品をおすすめです。
シンプル成分で作られた魚肉ソーセージは高品質ですが、低価格商品は素材が外国からの輸入だったり、、通常はスケソウダラなど日本の海で捕れる食材を使いますが、単価を安く抑えるには、他の食材を使わざるを得ない事から粘着剤や着色料などを添加して仕上げるのが一般的です。
購入の場合には、成分表を見て納得の上で購入戴くのが良いと考えます。
成分を気にするようになると全ての商品を確認するクセが付きますので、
自身の健康を維持するためにもお試しする事は良いと思います。
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