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トウモロコシの選び方は3つ!収穫後1日で糖分が半分に!美味しく食べる方法

スイートコーン LIFE
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トウモロコシの選び方について解説します。

通常トウモロコシと呼んでいるのは
茹でたり蒸したり焼いたりして、
食べるトウモロコシの事を指しています。

トウモロコシは鮮度が命とも言われ、
タイミングが大事な果菜です。

購入のポイントは、先端のヒゲの色が茶色かこげ茶色だと
完熟し収穫しても良いサインと言えます。

スイートコーンを茹でる場合は、皮を1~2枚残します。
材料の投入は水からでも沸騰してからでも、
そう変わりはないと感じています。
粗潮を入れ塩味を付け甘味を増すようにします。
茹で時間は沸騰してから5分くらいで加熱完了とみています。

茹で上げ放置すると粒にシワが付き見た目が下がります。
茹で上げたら熱いうちに食べるのがベストです。
詳細は下記に記載しています。

 

トウモロコシの分類について

トウモロコシは夏の食べ物で野菜ではない事をご存知でしたか?
正しくは果菜に区分され通常食べているのが果菜で、
ベニーコーンやヤングコーンと呼ばれる
小さいものは野菜に分類されています。

普段食べているのはトウモロコシの中の
スイートコーンと呼ばれるものです。
甘いトウモロコシがスイートコーンです。
以前はスイートコーンとは呼ばれていませんでしたが
種類が増えて分類する必要があるからでしょう。

家畜用に栽培されるとうもろこしも有ります。
これは甘くないので家畜用に使用されます。

トウモロコシ(スイートコーン)は朝収穫し
出来るだけ早く熱を通し食べるのが一番おいしいと言われます。
中でも少しの工夫でより美味しく食べる事が出来ます。
また安いから多めに買った場合の保存方法もあります。

トウモロコシ(スイートコーン)の収穫の見極めと購入時の選び方

直売所やスーパーでトウモロコシが1本の幹から
手でもぎ取り収穫し店頭に並びます。
トウモロコシが幹に1~2本なります。
現在はF1種で1本の種から1本の目が出て、
幹が育ちヤングコーンが幹の途中に1~2本なります。
次第に成長し続け90日後くらいにヒゲが薄緑から茶色に変化します。
茶入りかこげ茶色に変わった時が収穫のサインです。
収穫すると水分の供給が断たれ薄い緑色の皮が乾いて薄茶色になります。

店頭に朝並べ時間が経過すると同様の色合いに
変わり皮の水分が少なくなった事が一目で分かります。
そこまで乾いたトウモロコシは買い手が避けるでしょうから
割引して販売したりします。
お客は甘くて美味しいトウモロコシを食べたいと
思いみずみずしいものを買うでしょう。

スイートコーンを買う時の選び方その1

スイートコーンを選び方その1は皮が薄緑色で
みずみずしい事とトウモロコシの先端から出ているヒゲが
茶色かこげ茶色であること。
皮の色が薄緑色だと収穫してあまり時間が経過していなく
水分を含んでいると考えられます。
そして先端のヒゲの色が茶色かこげ茶色だと
完熟し収穫しても良いサインと言えます。
生産者は栽培から経過した日々とヒゲの色で収穫しますので、
店頭に並ぶのはヒゲの色が茶色かこげ茶色ですが、
中には未熟なヤングコーンみたいなものも入る事があります。
未熟なものは甘みが無く美味しくないです。

スイートコーンを買う時の選び方その2

スイートコーンを選び方その2はスイートコーンを見て、
根元と先端が細く中央付近が丸く太いものを選ぶ事。
中央付近が太いという事は粒の一つが大きく育ち
実が詰まっている目安になります。
長細く見えるトウモロコシは粒が小さい事が多いです。
ヤングコーンみたいで粒の皮が薄く食べやすいですが
甘味が少なく美味しいとは言えないものが一般的です。
でも粒の皮が気にならなくて好きな方には良いスイートコーンだと言えます。

スイートコーンを買う時の選び方その3

スイートコーンを選び方その3はスイートコーン本体を手に持ち、
指で握ってみます。
握る事により粒粒の大きさを感じ取れたら
完熟し粒が大きく育っていると想像できます。
この握って完熟度をみるには何本も触ってみないと
間隔を掴みにくいかもしれませんが
慣れてくると難しくなく判別できる方法です。

スイートコーンを美味しく食べる加熱の方法

スイートコーンを加熱する場合、
鍋だとスイートコーンが収まるか水を入れる前に確認します。
容器に対しギリギリの場合は付け根を切り取り長さを詰めたりします。

加熱は茹でるか蒸すか焼くかどの方法が最適か?

スイートコーンを茹でる場合は、皮を1~2枚残します。
材料の投入は水からでも沸騰してからでも、
そう変わりはないと感じています。
粗潮を入れ塩味を付け甘味を増すようにします。
茹で時間は沸騰してから5分くらいで加熱完了とみています。
加熱時間が長すぎると粒の感触と甘味が薄くなる様に感じます
ので沸騰から5分で加熱完了と判断します。
薄皮のスイートコーンなら短めで2~3分でも良いと思います。

ヤングコーンを加熱し過ぎるとビシャビシャになり
粒感を感じられなくなりますので注意が必要かと思います。

最適な加熱方法は蒸す事だと思います。
スイートコーンに薄皮1~2枚付けて用意し、
蒸し器に適量の水を入れ加熱し沸騰したら
スイートコーンを入れ5分程度蒸したら完了。
蒸しあがったら別の皿などに並べて粗熱を取ります。
熱いまま食べる時は熱いですので
やけどしない様に気を付けていただいてください。

レンジやコンロで焼く場合は皮を付けると皮が
直ぐに焦げますので、皮を取り直接焼きます。
粒全体に火が通る様に焼き加減を見ながら回転させ焼きます。
焼き上がりは香ばしいですが粒の皮が気になる方には
良い方法とは思えません。

スイートコーンの品種と主な産地

スイートコーンの旬は夏で採りたてが美味しいと言われる果菜です。
主に流通している産地は九州から北海道までと
全国で栽培され地元で消費される果菜です。
一大産地は県外への販売もしています。
初期は九州産ではじまり後半は北海道や高地産が流通します。
品種はピーターコーンやハニーバンタムやゴールドラッシュや未来、
ミルフィーユ等が流通しています。
最近では生食で食べる品種も出回っていますが
私は蒸し上げた従来品種の粒が黄色のゴールドラッシュ等を
多く購入して美味しく戴いています。
食味や好みは個人差がありますので各自の好みで
選定されたら良いでしょう。

トウモロコシは食物繊維が多く腸内環境に好影響を

とうもろこし(スイートコーン)は生で
購入し茹でたり蒸したりして粒を食べます。
この粒は甘味が強く不溶性食物繊維を多く含む果菜に分類される食品です。
不溶性食物繊維は腸内環境を整え、
便秘改善等に有効な食品です。
私的にはトウモロコシを食べる夏が
特に腸の調子が良いと感じます。
生のとうもろこしが流通する時期は毎日の様にいただきます。
因みにスイートコーン100gあたりの栄養素をみると
茹でたスイートコーンの場合の数値は以下の様になります。

 

  1. 熱量99kcal、
  2. 食物繊維3.1g、
  3. 炭水化物18.6g、
  4. 不飽和脂肪酸1.03g、
  5. タンパク質3.5g、
  6. 脂質1.7gとなっています。
  7.  

通常とうもろこしは1本単位で食べるでしょうから
1本160gで換算すると

  1. 熱量158kcal、
  2. 食物繊維5g、
  3. 炭水化物29.8g、
  4. 不飽和脂肪酸1.65g、
  5. タンパク質5.6g、
  6. 脂質2.7gとなります。

気になるのが食物繊維です。
古くは何も役にたたないゴミとも言われましたが
吸収されないという事で重要視されています。
水に溶けにくい性質の食物繊維で、
セルロースなどがあります。

不溶性の食物繊維には腸の働きを整え、
便通を浴する働きなどがあり私も実感しています。

トウモロコシ(スイートコーン)の保存方法

スイートコーンを保存する場合は、
皮を付けて袋に詰めて冷蔵保存又は冷凍保存します。
スイートコーンを加熱後保存する場合は
ビニール袋に詰めて密閉し冷蔵保存するか冷凍保存します。
冷蔵保存の場合は4日間以内を目安に保存します。
冷蔵庫の庫内温度が高めですと品質劣化
につながりますので早目に食べるようにします。
冷凍保存なら1ヶ月以内が目安になると思います。
トウモロコシ(スイートコーン)は夏が美味しいですので
早目にいただく方が美味しくいただけると思います。

トウモロコシの選び方食べ方まとめ

トウモロコシ(スイートコーン)は夏が旬の
食べ物で果菜に分類されます。
甘味が特徴の美味しい食べ物です。
甘く完熟したトウモロコシを食べたいなら選び方があります。
店頭に並ぶトウモロコシを見て、

  1. 皮に水分が残り薄い緑色であること、
  2. 2つ目は外観を見て中央付近が膨らんで俵の納豆みたいな形状である事、
  3. 3つ目はスイートコーンを手に握り粒感を感じながら
    粒が大きく膨らんでいる事を感じるかです。
  4. 加熱方法は茹でる、焼く、蒸すですが、
    最も美味しいのが蒸す事でしょう。
    柔らかく栄養分を水に溶かすことなく蒸し上げるのが
    一番おいしいと思います。

食べ方は熱いまま食べても、冷ましてからも良いですが
アツアツを食べる方が私は好きです。

保存は生でも加熱後でも冷蔵保存や冷凍保存が出来ます。
冷蔵保存なら4日以内で冷凍保存なら1ヶ月以内に食べると良いでしょう。

産地は全国で前半は九州産で後半が北海道産が主生産地で
地産地消で地元産が多いと思います。
缶詰のコーンも販売されていますが味は生を加熱した
とうもろこし(スイートコーン)にはかないません。

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