家庭菜園でピーマンを育てる方は多い様に感じます。
夏野菜のピーマンは油との相性も良いし生野菜で食べても良い、
手軽で美味しい野菜です。栄養価が高い緑黄色野菜のピーマンを
是非家庭菜園で育て食卓に上げてください。
ピーマンの苗を購入し植え付け(定植)、支柱の立て方、
害虫対策さらに収穫までの過程で行う事をまとめています。
ピーマンの苗はホームセンターやスーパーや花屋さん
造園店など販売されています。
種類はピーマンエース、京まつり、ニューエースなど
多くはない様におもいます。
苗が小さいうちはピーマンなのか獅子唐かパプリカなのか
名前を見ないと見分けが付きにくいほど見分けにくい作物です。
苗の選び方は、ヒョロヒョロではなく幹がしっかりした物で
ある程度背丈のある25cm丈苗をお選びください。
ピーマンは水を必要としますので購入したら早く定植し
(植え付け)水をたっぷり上げます。
次第に枝が増えて四方に広がりながら成長を続けますが
上に伸びるよりは横に広がる感じです。
土が乾いたら水やりも重要です。
よく面倒みると美味しいピーマンを収穫できますので
秋まで収穫できるナスと長く付き合って下さい。
ピーマンの生育に関係する気温などの条件について
生育適温は、20~30℃で、15℃以下では生育が鈍ります。
今年の4月は気温が高く、苗の販売も例年よりも早く店頭に並びました。
しかし低温が苦手のピーマンは、遅霜の被害を受けない様に
5月連休明けの八十八夜以降に植え付けをすると
比較的安心だと思います。
ホームセンター等で苗が販売されても、早すぎると育ちませんので、
野菜の性質を見極めて育てましょう。
苗業者はビニールハウスで育てていますので露地栽培とは異なりますので
遅霜の被害を避けて栽培しましょう。
光飽和点むずかしい用語ですが、約3万ルクスと
果菜類のうちでは割合低い部類ですが、
しかし光量が低下すると収量が減少しますから日照不足は禁物です。
逆に光が強すぎる場合は、果実の日焼けを引き起こすことが
ありますので注意します。
ピーマンは嫌光性種子のため、発芽時の光は不要です。
その光の強度のこと。 自然界の照度は下記です
・晴れた日中の直射光→100,000ルクス
・日中の木陰(影の輪郭線から1m内側)→10,000ルクス
・晴れた日中、室内の南窓から1m内側→3,000~5,000ルクス
・曇り空→5,000ルクス前後
ピーマンの土壌作りと苗の選び方と畑への移植
ピーマンも土の環境で育ち方に大きく影響します。
野菜によって適正なペーハーは異なります。
これから野菜を育てる畑の土壌のペーハーを知ることが大事な事です。
極端に酸性度を好むブルーベリーや酸性度を嫌う野菜の
エンドウやほうれん草などが有ります。
土のペーハー調整に石灰や苦土石灰やすきこみ酸度の中性化する事も
頭に入れておいてください。
ピーマンが育ちやすい土壌のペーハーは6.0~6.5の弱酸性の土を好む野菜です。
ペーハーを知る事は野菜育ての強い味方です。
デジタルペーハー計はこちら。ピーマンを植える2週間以上前に畑を耕し
酸性が強かったら1平方メートル当たり苦土石灰は3握り(約150g)、
堆肥は3~4kg、元肥は化成肥料(N:P:K=8:8:8)を3握り(約150g)、
過リン酸石灰を軽く1握り(約30g)とします。
肥効が長い期間続く有機肥料の牛糞や鶏糞の粒状等を使うとよいでしょう。
- 台木の葉が枯れたり、しおれたりしていない苗を選びます。
- 苗が本葉13~14枚で1番花が咲き始めた頃が適期、最適な苗を選びます。
定植時期と方法
定植時期の目安は、遅霜(晩霜)の心配がなく最低気温15℃以上、
最低地温15℃以上になったころです。
一般地の露地栽培では5月上中旬ごろ、トンネル栽培では4月中下旬ごろになります。
老化苗定植や植え傷みで活着不良になった場合は、
薄めの液肥を数回あたえるか1番果を摘果して、草勢の回復を図ります。
遅霜の気象庁の定義では、大気中の水蒸気が直接、氷の結晶となって、
地面または地物に付着したものを霜といい、氷点下の低温にさらされた葉や茎は、
黒変して枯死します。
- 植え付け方は、ポットから苗を抜き、スコップで開けた穴に土ごと苗を定植します。
- 植える深さはポットに入っていた時の土上面より下側に土をかぶせます。
土を寄せて空気を抜き乾きにくい様に押し付けます。
その後、たっぷりと散水します。 - 植え付け後(定植後)苗が元気に育っているか観察を続けます。
- 水が足りないと極端に成長せず衰えます。
一度衰えると復活させるのは難しいですから、
日頃から観察してください。
定植後の管理と害虫対策など
ピーマンに付く害虫は6種類、アブラムシ、コナジラミ、カメムシ、
アザミウマ、ヨトウムシ、ダニ類です。
殺虫剤で駆除する方法とネットで侵入を防ぐ方法です。
アブラムシとコナジラミは葉の水分を吸い取るのでピーマンを枯らす事もあります
ので早く駆除する必要が有ります。
カメムシはすごく臭い虫で、厄介な虫です。
ヨトウムシの幼虫は夜行性で昼は土を掘ると見つけられる事が有ります。
小さい苗の茎を食い倒す害虫です。
ダニ類は葉の素分を吸い取る害虫で、葉がダメになりますので見つけて早く駆除する事です。
定植後の枝管理の仕方で良い果実を
苗を植えると次第に成長し四方に枝を増やします。
ピーマンの果実は枝に対し大きいですが軽い野菜です。
それでもたくさん果実を付けると支えきれずに倒れる事になりますので
支えとなる支柱が必要です。
ピーマン支柱は1本と枝2本の3本仕立てが一般的です。
ピーマンのサイズによって支柱を増やしても良い。
幹や枝を支柱に括り付ける方法は幹や枝に傷を付けない様に
8の字になる様に紐で括り付けます。
この方法だと支柱と幹や枝が直接接触しないので傷を防げますのでおすすめです。
3本仕立てにするので、それ以外の脇芽は取り去ります。
脇芽は指でつまみ取ります。
ピーマンの収穫が続き枝が疲れてくると、花がつかなくなります。
その時は、枝の脇芽の上を切断します。
切断されると脇芽が延びて新しい枝に成長し蕾を付け花を付け実を付けます。
ピーマンの育て方まとめ
家庭菜園でピーマンを育てるのは虫食われを除けば、
土の乾燥に気を付けて管理をすれば秋の気温が低下するまで
収穫が続きますのでありがたい野菜の一つです。
管理を行い長い期間美味しく収穫できるようにしたいものです。

