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風、薫る・第91話感想「問われているのは私自身」感染症の脅威と、りんの揺るぎない覚悟

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みなさん、こんにちは!『風、薫る』ファンブログへようこそ。 新しい1週間の始まりとなる第91話(月曜日)は、これまでの温かな空気から一変、息をのむような緊張感と、りん(見上愛)の「看護婦としての魂」が試される怒涛の展開となりました!

本編の振り返りに入る前に、物語をより深く楽しむために主な登場人物のプロフィールを整理しておきましょう!

🎭 主な登場人物おさらい

  • 一ノ瀬りん(見上愛) 本作の主人公。東京の成都医大病院で「トレインドナース(正規の看護教育を受けた看護婦)」として活躍していたが、あるトラウマをきっかけに一時現場を離れ、新潟・上越の高鍋女学校で舎監を務めている。情に厚く、目の前の命を放っておけない芯の強さを持つ。

  • 大家直美(上坂樹里) りんの親友であり、共に切磋琢磨してきたトレインドナース。自身の出生の秘密や実母・文との別れを乗り越え、現在は東京で貧しい人々も救う「恵風看護会(派出看護)」を立ち上げ奮闘中。

  • 一ノ瀬美津(水野美紀) りんの義母。優しく寛大な心でりんや直美、環らを包み込む一ノ瀬家の大黒柱。「二人目の母」として直美の心の支えにもなっている。

  • 一ノ瀬環(宮島るか) りんの妹。ピカピカの小学校1年生。素直で愛くるしく、家族や周りの大人たちを和ませる癒やしの存在。

  • 白井島健/シマケン(佐野晶哉) 印刷所で働く青年で、りんや直美たちの頼れる仲間。言葉や文章に対する深い感性を持ち、遠く離れた新潟のりんへも温かい手紙を送り続けている。

  • 黒川医師 新潟・上越にある地元病院の医師。新潟にはまだ少ないトレインドナースの価値を高く評価しており、りんの看護技術と情熱に強い信頼を寄せている。

語り(ナレーション)で振り返る、今週のあらすじ

東京へ帰る環たちを見送ったりん(見上愛)。 その余韻も冷めやらぬまま、女学校に黒川医師が駆け込んできます。 「1週間ほど前から、ここから2時間ほどの村で赤痢が発生した。この町に看護ができる人間は君しかいない。更なる流行を止めたいんだ」 危険な感染症である赤痢の発生、そして一度は看護から離れて手が震えてしまった過去が頭をよぎり、りんは「今の私にお役に立てるかわかりません……私にはできません」と一度は断ってしまいます。

黒川医師はそれ以上無理に追及せず「分かった」と静かに去っていきますが、舎監室に残されたりんは、恩師バーンズ先生や仲間たちと写った写真をじっと見つめます。 自分は何のために看護を学んだのか。逃げ出そうとしている自分自身に、いま問われているのだと再確認するりん。

意を決したりんは教室へ向かい、校長と女学生の前で「黒川先生とともに現場に行かせてください」と申し出ます。 校長は「一ノ瀬先生が赤痢にかかったらどうする気ですか! 生徒に移ったらどうする気ですか?りんは即断に『あの村から他に広がったら元も子もないのですよ」と強い言葉で重要性を強調します。校長先生は、りんの決意が揺るがないことを見ると、「夏休み」という名目で休むことを認めます。 ただし、「そこで何が起きても学校は一切感知しない」と突き放すのでした。

旅立ちの準備を整え、玄関に向かったりんを待っていたのは生徒たちでした。 生徒たちは心配そうな面持ちで、りんにお手製の食品を差し出します。感謝の言葉を述べ、りんは強い覚悟を胸に出発します。

現場へ向かう黒川医師一行の馬車に途中で追いついたりんは、荷物を積み替えて急行します。 しかし、赤痢が発生した目的地に到着すると、荷物を運んできた運搬の男は恐怖のあまり脱兎のごとく逃げ出してしまいます。

そこへ「助けてくれや!」と幼い男の子(宗太郎)が駆け寄ってきます。 ところが、父親である嘉助(かすけ)は「うちに患者などいない!」と頑なに治療を拒み、追い返しようとします。 しかし、奥からは苦しそうな妻の姿が。黒川医師が症状を尋ねると「赤い便が出た」と答え、赤痢であると確信。妻は涙ながらに「治療をお願いします」と頭を下げ、頑なだった夫も最後は「どうかお願い申し上げます」と深く頭を下げたのでした。

「まずは3日間、新たな症状が出ないことを確認すること。そこまで我慢するんだよ」 不安から父親にしがみついて泣く宗太郎に、りんは「ここで待っていてね」と優しく声をかけます。 その親子の姿に、自分自身の幼い頃と亡き父親の面影を重ね合わせるりん。 「まずは3日、我慢だよ」——りんは自分自身にも言い聞かせるように、命懸けの看護の現場へと一歩を踏み出すのでした——。

【一視聴者の熱い叫び】ここが胸熱&緊張!見どころ考察

① 写真が見せた「看護の原点」と、りんの決意

黒川医師からの「赤痢」という言葉に、一度は恐怖と自信のなさから断ってしまったりんちゃん。 感染症の恐怖は当然ですし、第90話で直美ちゃんに「手が震えた」と吐露していただけに、その怖さはリアルでした。

しかし、そこで踏みとどまらせたのがバーンズ先生や仲間たちとの写真でしたね。 「問われているのは私自身」という言葉とともに、保身ではなく「目の前の命」を選ぶ姿に、りんちゃんの根底に流れるトレインドナースとしての強い信念を感じて胸が熱くなりました!

② 生徒たちの優しさと、校長先生なりの「送り出し」

校長先生の「感知しない」という言葉は一見冷たく聞こえますが、学校という組織を守りつつも、りんちゃんの意志を尊重して「夏休み」という形で送り出すための彼なりの限界の対応だったのかもしれません。 そして何より、玄関で差し入れを渡す生徒たちの姿! 良妻賢母の教えの中にいた彼女たちが、リスクを承知で現場へ向かう「一ノ瀬先生」を応援する姿に、りんちゃんがこの学校で育んできた絆が見えて感動しました。またその女学生の心優しさが校長先生の目にも確かに教えたいことが伝わっていると納得の様子でした。

③ 逃げ出す業者、拒絶する村人……リアルな「感染症の恐怖」

現場に向かう途中で荷物持ちの男が逃げ出し、患者の家族(嘉助)が「患者なんていない」と隠そうとする描写は、当時の感染症に対する強い偏見と恐怖をリアルに物語っていました。 赤痢と診断されれば隔離され、世間からの目も厳しくなる……そうした村人の絶望と恐怖を包み込むように、黒川医師とりんちゃんが対峙していきます。

泣きじゃくる幼い宗太郎君に、自分の亡き父親を重ね合わせるりんちゃん。 「まずは3日」という言葉には、病魔との闘いだけでなく、村人の不安な心に寄り添う温かい看護の心が宿っていました。

今週のスタート:赤痢の危機を乗り越えられるか!?

前話の「いとうしい」日本海での多幸感から一変、第91話からは一秒を争う「感染症との闘い」という過酷な試練が始まりました。

  • 設備も物資も限られた現場で、赤痢の感染拡大を食い止められるのか?

  • 村人たちの恐怖と偏見を、りんたちの看護で和らげることができるのか?

危険と隣り合わせの現場で、りんちゃんがどのような看護を見せてくれるのか。緊迫の第92話も固唾をのんで見守りましょう!

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