【風薫るインタビュー】大山捨松役 多部未華子さん
公開:2026年4月20日(月)午前8:15NHK
大山捨松は、当時全く特別な存在で、あこがれた存在だった。
今回の風薫るに登場する場面に、毎回華を飾る雰囲気で楽しみです。
そんな大山捨松を演じる多部未華子さんへのインタビューです。
大山捨松役のオファーを受けていかがでしたか?
捨松は戊辰戦争で籠城した際に壮絶な体験をし、その後若くしてアメリカに留学を
しているので、早くにとても多くのことを経験しています。
そのような経験から自分がやりたいことは何かを考え、
男性に頼らない女性のあり方に思いを巡らせて生きてきた人なのかなと想像しました。
当時の日本で捨松のような考えは周りに影響力がある一方で、陰口などもたたかれてしまう環境でもあったようですが、帰国後の日本で自分の考える道を実行に向けて進める姿勢がとてもかっこいいですし、生き方が魅力的な役柄でぜひやってみたいと思いました。
“鹿鳴館の華”と呼ばれているだけあり、周りの人々から一目おかれるような存在でいなければならないので、所作や話し方などにその雰囲気を出しながら演じることはとても難しかったです。
留学中に看護の勉強もしていた捨松が主人公の2人に影響を与えるシーンがあるのですが、
2人が築き上げてきた空気感をきちんと感じながら演じられたらいいなと思っていました。
“朝ドラ”主人公のご経験者として何か感じることはありますか?
“朝ドラ”の現場は久しぶりすぎて新鮮な気持ちのほうが大きいです。
20歳のときにご一緒したスタッフさんとお会いするとなつかしくて……。
私から主人公のお2人へのアドバイスなんてないですが、
『つばさ(2009)』でヒロインをやらせていただいたとき、つばさという役の感情を一番理解しているのは私だと思っていました。
強気な発言だと思われるかもしれませんが、誰よりも自分が一番その役の目線で台本を
読んでいるから “自信を持つようにしていた”というのが正しいかもしれません。
だから、りんと直美と一番長く時間を過ごしている見上愛さんと上坂樹里さんが演じる
2人のキャラクターがすべてだと思っています。
主人公の周りにいる人間を演じる私は、そんな2人について行く感覚がとても楽しいです。
これからも撮影が続くのでまだまだ山あり谷ありだと思いますが、
ご自身が台本を読んで感じたままをセリフとして話したら
すごくステキなりんと直美になると思うんです。
夫・大山巌役の髙嶋政宏さんの印象はいかがですか?
髙嶋政宏さんはとてもおもしろい方です。思い出しただけでも笑ってしまうのですが、
巌と捨松がダンスを踊るシーンで、1人でずっとくるくる回って練習されていました(笑)。
男性がリードするダンスのため、女性より男性の方が注意することがたくさんあるので、
私より多く練習されていましたし、「僕がリードします!」という意気込みをすごく感じて、
真面目な方なのだなと思いました。
このドラマで登場するとってもキュートで憎めない大山巌さんの雰囲気は髙嶋さんご自身と通じるものがあると思っています。
ちなみに、どなたか気になるキャラクターはいらっしゃいますか?
それなんですけど、つぶやきシローさんです!私は本当につぶやきシローさんにお会いしたかった。キャスト発表で知って「えーー?つぶやきシローさんが?」ってとても興奮しました。私が学生時代にも大活躍されていた芸人さんなので、同じ“朝ドラ”に出られると思うとうれしかったです。同じシーンがなかったので会えなくて残念でした。本当につぶやきシローさんにお会いしたかったです。

