電気圧力鍋でご飯を短時間で炊き上げるのは簡単です。
しかし問題があります。
白米の中でも人気が高い、
ミルキークイーンという品種を、
IH炊飯器で炊くと、ふっくらと照りが有り
美味しく炊き上がるのですが、
電気圧力鍋で炊くと食感の固さは良いのですが
お米の炊き上がりで重要なふっくらとはいかず、
おにぎりみたいに閉まった感じの炊き上がりになってしまいます。
色々試したことを記載します。
電気圧力鍋で白米を炊くモードは、
白米目盛を参照し微調整をして炊き上げます。
電気圧力鍋の鍋に目盛が内鍋に刻まれています。
白米と玄米の2種類が刻んであります。
この目盛に対し、水加減をしながら自分の好みの
最適値を求めていきます。
お米の分量は、電気圧力鍋に付属されているカップを使用。
1合ならカップすりきり1杯、
2合ならカップすりきり2杯、
3合ならカップすりきり3杯です。
IH炊飯器で炊く時に水加減変化し
固めや普通や軟飯、おかゆ等になり、
それぞれ美味しく炊き上げやすいです。
さすがにごはんに特化した電気炊飯器だと感じます。
電気圧力鍋はめんどくさい?もつ煮込みや牛すじの下処理と機種比較の
記事はこちらから読めます。
電気圧力鍋でお米を炊く種類
白米と玄米の2種類ができると取扱説明書に記載があります。
電気炊飯器と同様に炊き上げてみます。
付属のカップ2合の白米を研いで、
浸け置きをせず電気圧力鍋の内鍋に洗った米を入れて、
好みの水の量を加えます。
基本的には新米は水分量が多いので
2合のお米に対し水も目盛2以下8分目を選択します。
炊き上がりがふっくら艶がある炊き上がりを目指ますが、
電気圧力鍋では、
水分を増やしても、
コメが立つ様なふっくら感にはならないのです。
現在は水加減だけの調整でテストをしています。
お米に照りがありふっくら感に仕上げる為に
お酒やみりんを加える方法も考えられますが、
ふっくら感とは関係が無い様に思えます。
逆に水を少なくした炊き方では、焦げ目が出ます。
焦げ目は好感を持てますが、ふっくら感はありません。
調味料を加えるとより焦げやすいので炊き込みご飯は良いと思われます。
白米は上手くいきませんが
炊き込みご飯などは良い仕上がりです。
電気圧力鍋で玄米を炊く
玄米は、水分が少ないと固めで、
水を増やすとより軟らかくなります。
玄米は水加減も大体で概ね問題無い様に感じています。
併せて小豆や大角豆や金と金時豆を加えて炊くと
とても相性が良い出来上がりです。
注意する点は、豆類を加えた時は、
多少浸け置き時間を与えた方が豆も
柔らかく美味しく仕上がります。
豆好きや健康志向の方にはおススメです。
電気圧力鍋で玄米や白米を炊くまとめ
電気圧力鍋で白米のミルキークイーンを炊いた場合、
思いの外べた~としたふっくら感とはかけ離れた仕上がりです。
見た目もですが、食べてもふわふわ感が無い、
おにぎりみたいに固まったごはんになります。
水を増やしても見た目は変わりません。
味の点ではお酒やみりんを加える事で味の改善は考えられますが、
見た目の変化は期待できません。
今の時点では白米は電気炊飯器の方が美味しく炊き上がります。
玄米は良い仕上がりです。
味に拘るなら白米は電気炊飯器に軍配が上がります。
電気圧力鍋は様々な煮物や調理に使われ、
短時間に調理ができます。
材料を入れたら調整なく仕上がるので
とても優れた重宝される調理器具です。
消費者物価が上昇する2022年は燃料費の高騰も同様です。
調理時間を短縮し電気代をお安くする電気圧力鍋を
幅広く使う事で家計にも優しく使えます。
有効に活用しましよう。
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