概要
NHK朝ドラのカムカムエヴリバディが2021年11月1日から
放送が開始され最初の1ヶ月間は岡山県が中心でしたが
逃げる様に大阪へ移り住みます。
大阪でオート三輪車との接触事故で左腕を骨折した安子は
勇に連れられ雉真家に戻り暮らします。
安子にとって大事なたちばなのおはぎを作り、
るいの傷を治したいと貯えをします。
戦地から戻った長男算太が雉真家に住むようになりました。
安子からこれまでの多くの事を聞き、父が話してたたちばなを再建する
と安子に言います。安子は喜びます。
しかし話しは悲劇に向かいます。
安子が貯えていた貯金通帳を持ち逃げします。
安子は算太を探す為に必死に大阪に向かい雨の中路上に倒れます。
救ってくれたのはロバートでした。その場面を窓の外からるいが見ていました。
るいは安子に絶望します。安子とるいは決定的な別れになります。
悲劇の底の安子はロバートにアメリカに連れ帰ってと依願します。
安子を思う勇はやけ酒で帰宅した時に女中雪衣と男女の関係に進みます。
その後の雪衣の寝間着姿を見た算太は雪衣に起きた事態を考え
絶望感に!その日は、たちばな再建に向けて、銀行に行く日でした。
安子は貯えを算太に渡します。
しかし算太は銀行に行かず持ち逃げしました。
色んな事が複雑に入り乱れ、一気に第一幕の終了に向かっています。
一日見逃すと何がどうしたのか分からなくなります。
39話は安子のるいが大人になって登場するでしょう。
話しについていくのが難しいほど速い展開です。
以下は安子の奮闘編です。
話しは5週25話に進み、安子は寝ずの忙しさで、
おはぎを売っています。
卸先を増やし薄利多売で一生懸命働いていました。
配達に必要な自転車とおはぎを積むリヤカーも買い、
るいをリヤカーに乗せ卸先に配達をしています。
配達に出掛けた際、3輪トラックにぶつかり、
意識を失うけがを負います。
気が付くと居るはずのない勇が自分の家に座っておりました。
るいが『ただいま』帰ってきます、見ると額に包帯をしています
医者によると額の傷跡が残ると言います。
安子は左腕を骨折し、自由が利かない身体に
なっていました。
この身体では、おはぎも作れません。
勇は安子に雉真家に戻り暮らす様にすすめますが、
これまでも歯を食いしばってやって来たし、
これからも自分で出来ると言います。
しかし、るいの将来を考え雉真家に戻る事を決めたのでした。
雉真家で待った居たのは、母親美都里で玄関に
寝巻の姿で座って待っているのでした。
第6週26話は12月6日の放送です。
最初からの話し
ドラマは岡山県のお菓子屋たちばな家の長女に生まれた安子を
ヒロインとした朝ドラです。ここに登場する人たちを紹介します。
たちばな家の相関図(家系図)を紹介します。
祖父は杵太郎、祖母は、ひさ、
父親の金太と母親の小しずと
兄で長男の算太の立花一家です。
安子と付き合う青年の一家を紹介します。
雉真家は当主で父親の千吉と母親の美都里と
長男稔と次男の勇が4人家族です。
また雉真家には女中2名おり雪衣と村野タミです。
付き合い始めた安子と稔が喫茶店に行き、
初めて英語の音楽(ジャズ)を聞きます。
この歌手がルイ・アームストロングであり、
生き方に意味を持つ名前であり人物になります。
喫茶店の店主(マスター)は柳沢定一、息子の次男健一です。
柳沢定一は世良康則です。後にステージで歌を披露します。
近くの商店の水田屋とうふ、店主水田卯平、娘きぬ(安子の幼友達)と
荒物屋あかにしの店主赤螺吉兵衛と妻の清子と子ども吉右衛門が登場します。
ストリーあらすじ
1925年岡山県商店街菓子やたちばなに生まれた
長女の安子をヒロインとした半年間の朝ドラです。
長女安子(ヒロイン)は、幼いころから、
お菓子のある暮らしに喜びを感じ、
自分でお菓子作りをしたいと思っていました。
美味しいお菓子を皆さんに食べていただき
喜んでもらいたいと思う安子でした。
安子はお菓子好きなので、店頭にいて
お店のお菓子(和菓子)の店番をしています。
注文が入るとお届けの手伝いもしていました。
ある日、お店に青年が来ました。
(こちらが付き合い相手の雉真家の大阪の商科大学に通う長男稔です。)
お客さんと話している内に英会話を教えてもらい、
ラジオ放送で英会話の放送が聞けることを知ります。
自宅で、ラジオに向かい覚えようと
一生懸命に取り組んでいきます。
この青年(稔)と話しが弾み互いに好意を持ち
親しく付き合い始めます。
その青年は、実業家の長男で遠く大阪の商科大学に
通っていました。
安子に縁談の話しがありました。
たちばな家の後継ぎを考えると長男は当てにできないので
安子に婿養子を考えていました。
安子は青年稔をあきらめるつもりで大阪に行きます。
稔に別れを告げるつもりで深刻です。
汽車で向かい、映画や散歩を楽しみ汽車で帰路に...
安子の様子を心配した稔は、安子に知られない様に密かに
汽車に乗り岡山に着きます。安子は稔が居て驚きます。
事情を聴いた安子は稔と一緒に、たちばな家を訪ねます。
安子の帰宅が遅い事に家族が心配していました。
稔は二人の交際を依願します。
しかし後継ぎの事があり両家にとって
簡単な事ではありません。
ある日稔に縁談の話しが持ち上がった時に、
自分には好きな人がいると両親に進言します。
結果は父親の千吉と母親の美都里から反対されます。
安子は立場も受け入れ交際を辞め、
後継ぎを受け入れるしかないと考えますが、
稔をあきらめきれない気持ちが残ります。
週ごとの話し
11月1日から放送が開始した朝ドラですが従来とは大分違います。
違いは、話しが進むと明らかになりますので、毎日欠かさず見てください。
月曜~金曜まで総合テレビでは8:00~8:15、再放送が12:45~13:00。
土曜日は月~金曜日をまとめたバージョンで放送されます。見逃された方はあらすじが分かります。毎日の見逃しや再度見たい方には、BSプレミアムで9;45~11:00まで一気に1週間分を再放送で見れます。
1週目(1~5回)のあらすじと週平均視聴率
岡山県の商店街の和菓子屋たちばな家の長女として生まれ、家族の愛を受け、あんこ好きな娘で笑顔が絶えない幸せな子供でした。
店番をしていると青年が買い物に訪れます。その青年が交際する稔で商科大学に通う英語が得意な稔です。数日後注文を届けに雉真家を訪ねると出て来たのが店に来た稔でした。また同級生の勇と合うのです。
その後稔と付き合い始め、喫茶店でジャズを知り、英語に出会います。稔からラジオで英語放送が流れる事を聞き一生懸命覚えようと取り組みます。
夏祭りに稔と楽しんだ時に、稔が席を外したすきに勇から稔は雉真家の社長になる人物で、あんこに釣り合わないと言われ、安子は稔をあきらめると決めます。
しかしあきらめきれない安子は商科大学に行く、稔に文通する旨伝え文通をはじめ交流を続けるのでした。週平均視聴率は15.5%と思いの外低めだった。
2週目(6~10回)のあらすじと週平均視聴率
大阪の商科大学生稔と文通を続けます。喫茶店で聞いたジャズシンガーのルイ・アームストロングの日向の道を歩けばきっと輝くよ。が元気をくれ輝いていました。
家を出ていた算太が戻り、その後算太の借金取りが来て、父親金太は算太を勘当します。それで後継ぎは安子だけしかいないと決めた金太は安子に婿取りの為の見合い話を告げられます。そんな安子は、恋する稔をあきらめる決意をして稔の元を訪ね、楽しそうに振舞いますが稔は異変を感じ岡山に来ます。そして橘家で本心を話し結婚をしたいと申し出ます。そんな稔に応えるように一緒に歩きたいと答えます。
週平均視聴率は16%と思いの外低めだった。
3週目(11~15回)のあらすじと週平均視聴率
たちばな家におはぎの注文が入りました。雉真家からでした。稔から教えてもらい乗れるようになった自転車で配達に向かうと玄関口に母親美都里でした。慌てる安子に、品を受け取らずお金を払い、稔に近づかない様に縁切りする様に言い渡したのでした。
安子はこの付き合いは間違いだと自分に言い聞かせあきらめようとするのでした。
稔は母親が安子に近づかない様に言い渡した無礼な言葉に怒り、お金を畳に叩きつけ憤慨するのでした。その後安子に謝りますが、安子は土台無理な話しと割り切る様に自分に言い聞かせます。
幼なじみの勇が父親に安子は、とてもいい子だから一度会う事を薦めました。
雉真家当主がたちばな家に来ると安子が対応し、元気が無い様に見えた稔の父に、お汁粉を用意するのでした。
橘金太が雉真家当主と話し、お子さんに悔いのない様に話しをする。
雉真家当主は稔の相手に安子と決め大阪から帰郷した稔を連れて神社へ、そこで結婚相手は、子の方だと言う。そして二人は結婚し、1カ月ほど幸せな日々を暮らしました。
週平均視聴率は15.7%と思いの外低めで推移。
4週目(16~20回)のあらすじと週平均視聴率
勇と稔は戦地に出向き、安否を気遣う安子でした。
戦火が激しく岡山にも空襲が襲う事に、安子は無事子供を出産しました。
名前は稔が考えていた男でも女でも通用する【るい】でした。
戦時中橘家の祖母と母が避難した防空壕で爆死し、
金太は我を攻め続け我を無くしていました。
金太が元気になり、おはぎの作り方を安子に教え
街頭販売をするまでになりました。
店頭からおはぎを盗み取った子供を諫め、
値段を自分でつけ売って利益の1割を取り分に
箱ごとおはぎを割すのでしたある夜、
おっちゃん、おはぎのおっちゃんと戸を叩き呼ぶ声が
すると算太だった。
おはぎを売った子供の成り代わりだった。
金太は喜びました。
勘当したまま後悔した事が出て来たようです。
翌朝金太が亡くなった。心臓が弱っていたからだと
聞き泣き悲しむ安子でした。
戦争が終わり勇が無地戻り喜びました。
稔も無事戻ってくれるように祈る日々でした。
稔を待つ雉真家に稔の戦士が届き雉真家一家は悲劇の底に、
雉真家と安子はどうなるのでしょう。目が離せません。
5週目(21~25回)のあらすじ
稔を戦争で亡くし、雉真家の美都里は情緒不安定で食事も摂れず、
安子に冷たく当たり、子供をおいて家を出る様にいじります。
雉真家の父は、安子を気遣いますが子供置いて
家を出て再婚をする様に言います。
雉真家次男の勇は、雉真家両親の対応に深夜安子の部屋を訪ね、
封筒に入ったお金を渡し、るいと一緒に家を出る様に言います。
勇からすすめられ安子は雉真家を出て、汽車に乗り大阪へ、そこは稔が住んでいた借間です。戦後物不足で、皆生きるだけで大変な時代、安子はさつまいもを買い、父に教えて貰った和菓子をイメージし芋飴を作り売り歩きます。中々売れず気持ちが落ち込みます。帰宅途中にあるメロディーが流れ、懐かしく聞いたのがカムカム英語でした。(21話)視聴率16.1%
芋飴を売りに行き、帰り道ラジオ英会話を帰宅する安子でした。
乾燥麦芽を加え甘味を引き出す工夫を加えると芋飴が
売れるようになりました。
自分は食べないで、働き倒れてしまい、ラジオの持ち主に
救われます。
カムカムエブリバデイの曲に救われ、明日も頑張れる気がします。
夕食をいただき涙する安子でした。この方は小川さんで繕いの仕事を紹介していただき、注文受けたお客に芋飴を差し上げました。
芋飴は評判を呼び自宅で販売できるまでになりました。
家事をしている時にるいが初めてしゃべった言葉が
カムカムエブリバデイでした。
笑顔になった安子が居ました。(22話)視聴率16.4%
安子が芋飴を作り、工夫をしより美味しい味に仕上げ、たちばな家で作っていたおはぎを作る材料が手に入れる事が出来るようになりました。
評判が良く売れていると、おはぎを毎朝200個店に卸してほしいと注文が入ります。それはそれは、夢にも思わない大きな注文でした。
安子はるいを連れ、砂利道を歩きで注文先に届けるのでした。小さなるいには、歩きとうせない距離で、背中に負ぶって、両手におはぎの箱を持ち、届けるのでした。そこのお店の方が自転車で配達するのを見て、自転車とリヤカーをつなぎ、るいを乗せて届ける様になっていました。
散歩から帰宅するとお客様が立っておられました。
顔を見ると、なんと雉真家当主千吉父さんでした。
安子は、言葉も出ず驚くのです。(23話)視聴率17.6%
突然の雉真千吉の訪問に驚きと怖さを抱え、緊張の安子でした。
千吉は安子に、るいは稔の子供であり雉真家の孫だと言い、しっかりと教育を受けさせたいので雉真家に戻る事を薦めます。しかし安子は辛い思い出があるので戻りたくない、自分がるいを育てると言います。千吉の語意を強くした話しにるいがおかあちゃんをいじめてゃだめと言います。千吉は又寄らせてもらうと引き揚げます。安子はおはぎを沢山売ろうと寝ずの仕事をしています。おはぎは評判が良く売れ行きが良いのですが一個8円利益はそう出ません。暮らしは大変でした。(24話)
忙しくおはぎを作り卸先に届けると言う寝る時間を
惜しむ生活でした。
更に卸先を見つけ自転車にリヤカーを付け、
るいを載せ配達に行く時に、オート三輪車とぶつかり、
気を失う安子でした。
目が覚めた時、自宅で勇がおりました。
そこに病院から戻ったるいがおりました。
ルイの額には包帯がされ、父親千吉の話しでは、
額の傷は残ると告げられ愕然とします。
千吉と勇から将来を考え、雉真家に戻り暮らす事を勧められますが、
自分で出来ると言い切りますが、安子はオート三輪車と衝突した際に
左手を骨折していました。
自分で出来ると言っても片手でおはぎを作り配達は
出来そうも有りません。
安子は雉真家に戻るのでした。
玄関に雉真家の美都里が寝間着姿で正座して居ました。(25話)
登場人物役者名と俳優
橘家
・橘安子(長女):上白石萌音
・橘金太(父親):甲本雅裕←戦争を乗り越えたちばな再開直後過労死
・橘小(母親)すず:西田尚美←戦禍、避難した防空壕で爆死
・橘算太(長男):濱田岳←戦争に行くも行方知れず
・橘杵太郎(祖父):大和田伸也←肺の病で亡くなる
・橘ひさ(祖母):鷲尾真知子←戦禍、避難した防空壕で爆死
雉真家
・雉真稔(長男):松村北斗←安子とるいを残し戦死
・雉真勇(次男):村上虹郎←野球好きだが雉真家後継ぎ候補
・雉真千吉(父親):段田安則←雉真家当主であり社長
・雉真美都里(母親):you←稔を亡くし自暴自棄で安子につらく当たる
まとめ
11月1日からはじまったカムカムエヴリバディですが、
2ヶ月目の4週目38話に進みました。
るいは安子を軽蔑し大人になります。
安子はロバートとアメリカに旅経つのでしょうか?
勇と雪衣は結婚するのでしょうか?
勇の子供とるいの置かれた立場で複雑な家庭環境になりそうです。
........
幼いころから笑顔いっぱいでお菓子(和菓子)に囲まれ、
家族の愛に恵まれ幸せいっぱいの生活でした。
お菓子のある生活が幸せだと感じる安子でしたが、
戦争がはじまると生活が一変し、大事な人達を亡くし
心が乱れます。
戦争でたちばな家が跡形もなく壊され、目標を失う父親金太を支え、
おはぎを教えて貰い元気を取り戻した直後に
突然の金太の不幸に落ち込み、好きで一緒になった稔が戦死したと
知るが受け入れられず、困惑する安子でした。
戦争で、たちばな家の祖母と母親小しずを亡くし、
安子にとってかけがえのない人を何人も亡くし、
雉真家母親の安子に対するいじりが厳しく、
気の休まる処がない状態に対し5週目から
新しい生き方が展開されます。
雉真家次男の勇から家を出る様にすすめられ、早朝逃げるように家を出て
汽車に乗り大阪へ稔が住んでいた借間に住み始めます。
芋飴を手作りをし売り歩きますが、中々売れず
疲れだけが残る日々でした。
売れ残った芋飴を持ち帰り道にラジオ英会話が流れて来て、
立ち止まり聞く安子でした。
何日かそういう日が続き、ラジオの持ち主の奥さんが
安子に話しかけていると倒れてしまい、
気が付くと子供3人が英会話に夢中の様子と
奥さんが炊事をしている処でした。
ふと我に返り、お礼を言い帰ろうとするが
心優しい奥さんは、話しかえ子供が心配だから、
この家に来てラジオ英会話を聞いて良いと言われます。
そして裁縫の仕事を紹介していただき、
注文を受けた方に芋飴を付けたのでした。
芋飴が美味しいと評判が付き、自信を深める安子は、
たちばな家のおはぎを作り出します。
そのおはぎの評判を聞き、大口の注文が入ります。
なんと毎朝200個を配達する事になるんです。
そして、家に戻ったら、家に建つ方がおられ、
振り向くと雉真家当主父親の千吉さんでした。
千吉さんは何を安子に話すのでしょう?!
千吉父さんは、雉真家に戻る様に言います。
稔の子どもであり、雉真家の孫でありしっかりと教育を
させて育てたいと言います。
安子は、辛い生活から逃げた訳で戻りたくないと
考えています。
しかしおはぎの配達途中にオート三輪車にぶつかり
意識不明になり、気が付くと自分の家に勇が座っていました。
父親千吉と勇が大阪に商売に来ていたのです。
るいは額に傷が残ると言われ、安子自身は左腕を骨折し
前みたいに自由は効かず厳しい状況になっていました。
千吉と勇の勧めで雉真家に戻ると玄関に美都里が座っていました。
病床に就く美都里は、何を言うのでしょう...
安子は左腕を骨折し今後どうなるのでしょうか?
安子とるいに対し雉真家の接し方に今後も目が離せない、
朝ドラカムカムエヴリバディ(ComeCome Everybody)です。
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