家庭菜園で南瓜や小玉スイカや胡瓜・ナス・大玉トマト・ミニトマト等々を育てていますが、突然南瓜と小玉スイカと胡瓜・夕顔の葉が白く、粉を拭いた症状が出ました。最初に見たのは節成胡瓜でした。幹の下側、土に近い所の葉が白っぽい粉を拭いた様な外観でした。気になり調べると、うどん粉病とのこと、原因はカビの一種、糸状菌と分かった。日一日と悪化するので、慌てて食用酢を300~350倍に希釈し、胡瓜の幹から葉の先端に至る全体を噴霧器で散布しました。散布直後はカビに効果が有ったかの様にカビがおとなしくなった様に見えたが、明朝見ると少し葉の白い粉が拡大した様子、更に細かく葉の表裏幹や枝の表裏に300倍食用酢の希釈液を散布した。明日の朝確認し重曹の1000倍液を噴霧器で散布する予定。重曹の方が効果が期待できそうに感じます。対象は節成胡瓜と南瓜と小玉スイカと夕顔です。葉が白くなったのは胡瓜と南瓜と小玉スイカと夕顔です。その他大玉トマトやミニトマト・ピーマン・パプリカ赤と黄色、黒陽ナス・長ナス・オクラは異常なしです。下記に同じように困っている方にも参考になります様に記して参ります。
葉に付いた白い粉の正体と原因と対象植物
- 白い粉の正体はうどん粉病でカビの一種で、糸状菌が原因という。このカビ菌は、風などで運ばれ感染する。対象は植物なんでも該当すると言われます。
- 私の畑の野菜は、胡瓜・南瓜・小玉スイカ・夕顔・大玉トマト・ミニトマト・ピーマン・パプリカ・獅子唐・唐辛子・オクラ・ニラ・黒陽ナス・長ナス・パクチーです。花は大型ひまわり・グラジオラス・朝顔です。
- 白い粉がついた植物は、胡瓜・南瓜・小玉スイカ・夕顔の4種類です。
- 今は上記の4種類ですが、他の野菜にも感染が進むのでしょうか?毎日観察し、早期発見・早期解決を目指して毎日観察し続けます。
最初の対策は食用酢を300倍希釈液を噴霧器でスプレー
- 用意するものは食用酢、噴霧器です。ハンドスプレーだとハンドルを握って噴射しますが、握力が継続できず毎日の作業は厳しいですので噴霧器4Lタイプを使うと大分使い勝手が良いと思います。ホームセンター等で1200円~2000円位で販売されていますので良いと思います。
- 噴霧器に酢を小さじ2杯10ccを入れ、水を3.5Lくらい入れます。4Lだからタンクの上まで入れると太めのポンプを入れると液が溢れますので少し少なめにします。
- 噴霧器に蓋をねじ込み閉めます。ゆるみが無い様にしっかり閉めます。
- 噴霧器のヒモを使いやす長さに調整します。
- 噴霧器のポンプを上下させ圧縮します。きつくなったらOKです。
- 吹き出し口の角度と吹き出し口を調整します。
- 対象物に移動し、噴霧パイプを持ち、吹き出しレバーのスイッチを押すと液が発射されます。
- 1回の圧縮で20秒くらいは持つと思います。噴射が弱くなったら圧縮動作を繰り返します。以後同様の動作を繰り返します。
食用酢を噴霧器散布の散布の仕方と効果について
- 最初は節成胡瓜の幹と近くの葉から枝と葉そしてさらに上に散布
- 次は反対側から地面に近い所から茎と葉枝と葉、さらに先に向かって散布
- 続いて夕顔の茎と葉根元からスタートし茎先へ表裏全体に散布しました
- 続いて南瓜の根元から葉先に向かって表面に散布し、続いて葉裏に散布。
- 次は小玉スイカの根元から先端の表面に散布し、続いて葉の裏面に散布しました。
- 最後に散布忘れが無かった確認し初日終了。
- 初日の散布では、特に変化とか感じる事はありませんでした。
食用酢散布2日目の効果の確認と作業について
- 前日の散布効果を確認しました。
- 昨日よりも胡瓜と南瓜で白い斑点が拡大していました。
- 直ぐに食用酢の希釈液を噴霧器で散布、散布の仕方は前日同様です。
- 食用酢散布3日目を確認した結果は、野菜の葉は、そこそこの元気さですが、一部の葉に白点が広がっていました。
- 食用酢の散布は、終了し重曹1000倍希釈液に変更します。
重曹1000倍希釈液を散布する予定。食用酢を重曹に変更
- 効果を確認し、食用酢の効果が無い様なら重曹に切り替えます。
- 散布は食用酢と同様です。
- 食用酢散布から3日目、少し白点の葉は拡大したが葉は元気だ。
- 3日目の朝、重曹粉末3gを噴霧器に入れ水を加え1000倍希釈液を胡瓜・南瓜・夕顔・小玉スイカに噴霧した。
- 何となく重曹の方が効果が高い様な気がする。
- 重曹を1000倍に希釈し散布した結果、完全にとはいかないが、一部白い斑点が増した部分はあるが全体では効果があり拡がりが停滞した様に感じた。しかし葉が少なくなったので次の一手に打って出る。
- 重曹の希釈液散布は一定の効果があったが、劇的な効果とは行かなかったので、次の手を実行します。
重曹の次はカリグリーンを散布!3つ目の対策
- 重曹の次の手はカリグリーンという住友化学の商品で1袋1.2gの分包で希釈度が800~1000倍の薬剤です。特徴はカリウム主体で植物に散布し翌日でも収穫・食すのが可能な粉剤です。ただし予防には効果なしで溶かしたら全て使い切る事。余ったら重複でも良いので使い切ります。
- カリグリーンを800倍の希釈で噴霧器で散布した。実施した日は雨上がりの午前中でした。重曹を散布してもうどん粉病は少し増した状態でしたので、カリグリーンを試してみたかった。
- 散布の様子を見ていると、食用酢よりは重曹。重曹よりはカリグリーンが効果があった。殆んどうどん粉病は進行しなくなった。胡瓜のツルの白くなる症状も減少した。一時期胡瓜の花が咲かなくなったが普通に戻ってきました。南瓜のうどん粉病は治まったと言える。
まとめ
野菜についた白い粉の正体は、カビの一種糸状菌で通称うどん粉病でした。うどん粉病は胡瓜た野菜だけではなく、植物全体に付くようです。私の畑では、胡瓜と南瓜と小玉スイカと夕顔ですが、更に他の植物にも拡大する可能性もありそうです。
私が葉が白っぽくなってから3日目だと思いますが、葉だけではなく幹や茎や枝にも粉っぽいものがついている現象を確認しています。無農薬で育てたいと思うあまり、対策が遅れた感は否めません。5日目にうどん粉病の酢の効果を確認したら胡瓜と南瓜で拡大していました。明日うどん粉病の拡大縮小を確認し縮小していなければ、次の対策に切り替えます。次に対策候補は重曹の1000倍液です。食用酢と同様噴霧器で幹・茎・葉の表裏の全体に散布します。重曹で3日ほど拡大縮小効果を確認した結果、一定の効果がありましたが一部の葉に白い白点の拡がりを認めたので、初期なら効果はあるが、少し進んだら次の一手、カリグリーンを1000倍に希釈し噴霧器で散布しました。毎日の様に雨が降り、薬が流れて効果が薄いかもしれません。梅雨の合間に使っていきます。
うどん粉病にかかった葉を切り取り排除したので、葉の残りが少なく頼りなく感じます。悪化してからの薬液散布は、ちょっと厳しい感が有ります。最後の手段は、新しい苗を植えなおそうと考えています。カリグリーンの散布でうどん粉病は改善された。秋口までに胡瓜の収穫を楽しみたいと考えると一度うどん粉病にかかった枝は正常とはいかず老化した枝になり秋口までの収穫は無理と考え、胡瓜の苗を新たに購入し植え付けようと考えています。遅くなると苗がなくなるので早期に決めたい。
コメント