3月8日、大阪で大相撲春場所が初日を迎えました。今場所の最大の話題は、何といっても先場所優勝の**安青錦の「綱とり」**です。横綱昇進を目指す場所として注目が集まる中、初日はしっかり白星スタート。相手の変化にも動じず落ち着いて勝ち切り、まずは順調な滑り出しとなりました。
一方で、安青錦のライバルとして注目されている横綱・大の里は、若隆景に敗れてまさかの黒星発進。昇進後の場所で初日から土がつく形となり、不安の出足となりました。
優勝争いの軸になると見られていた力士だけに、今後どのように立て直すのかも今場所の大きなポイントです。
では、相撲に詳しくない方でも楽しめるように、今場所の見どころをいくつか紹介していきます。
見どころ① 安青錦の綱とりは成るのか
今場所の最大テーマはやはり安青錦の横綱昇進です。
横綱昇進には明確な数字の基準があるわけではありませんが、一般的には「直近2場所での優勝、またはそれに準ずる成績」が求められます。
安青錦は先場所優勝しているため、今場所でも優勝、あるいはそれに近い好成績を残せば横綱昇進の可能性が高まります。
安青錦の相撲は、
低い立ち合い
前に出続ける圧力
技の幅
が特徴で、元横綱千代の富士を思わせるような完成度の高さとも評されています。もし綱とりが成功すれば、大相撲の勢力図は一気に新しい時代へ動くかもしれません。
見どころ② 横綱・大の里の巻き返し
もう一つの大きな注目が横綱・大の里の復調です。
初日で黒星を喫したとはいえ、実力は間違いなくトップクラス。
むしろ序盤の取りこぼしから怒涛の連勝で優勝争いに加わる、というのは横綱では珍しくない展開です。
特に今場所は、
安青錦
大の里
琴桜
豊昇龍
など、優勝を狙える実力者が揃っています。
この“群雄割拠”の中で、誰が主導権を握るのかは大きな見どころです。
見どころ③ 大関・三役陣の優勝争い
大相撲は横綱だけの戦いではありません。
むしろ優勝争いを大きく左右するのは大関や三役の力士たちです。
例えば、
琴桜:安定感のある相撲で上位に食い込む力士
豊昇龍:スピードと技術を兼ね備えた人気力士
若隆景:初日で大の里を破り勢いに乗る存在
など、誰が優勝争いに絡んでもおかしくありません。
上位力士同士の直接対決は、場所後半に向けてどんどん熱くなっていきます。
見どころ④ 若手力士の台頭
最近の大相撲は、若い世代の力士が急速に力をつけています。
特に20代前半の力士たちは、
スピード
体格
技術
すべてのレベルが高く、ベテラン力士を押しのけて上位に食い込むケースも増えています。
大相撲は「番狂わせ」が起きやすいスポーツでもあるため、序盤から思わぬドラマが生まれることも多いです。
初日から感じる“波乱の場所”
初日は安青錦が白星、大の里が黒星と、いきなり話題性のある展開になりました。
まだ14日間残っていますが、この時点で今場所が波乱含みの場所になる予感もあります。
横綱昇進を目指す安青錦がそのまま走るのか。
それとも大の里が意地を見せて逆転するのか。
あるいは別の力士が優勝争いの主役になるのか。
大相撲は1日1日で流れが大きく変わるスポーツです。
だからこそ、相撲をあまり知らない人でも見始めるとハマってしまう魅力があります。
これから中盤、終盤へと進むにつれて優勝争いはさらに激化していくはず。
今場所の土俵から、しばらく目が離せそうにありません。
