連続テレビ小説「風、薫る」第1週~7週あらすじを知りたい方へ
あらすじ第7週 「届かぬ声」
梅岡女学校での学びを終えた7人は、ついに病院実習へ進みます。
しかし現場は、教室で学んだ知識だけでは通用しない厳しい世界でした。
りんは無口な患者・園部老人を担当しますが、何をしても心を開いてくれません。
花を飾り、懸命に話しかけても返ってくるのは沈黙だけ。
「患者のため」と思っていた看護が、本当に相手に届いているのか悩み始めます。
さらに園部老人は傷口の悪化で再縫合となり、りんは自分の未熟さを痛感します。
一方直美も、患者から「かゆい場所が分からない」と言われ、看護の難しさに直面。
そんな中、公爵家の夫人・和泉千佳子が入院。
病院中が振り回される中、りんが専属担当に抜擢されます。
しかし千佳子は心を閉ざしたまま、りんを邪魔者扱い。
それでもりんは、がん患者として生きる千佳子の心を理解しようと向き合い始めます。
“observe”とは何か。
患者の声にならない苦しみを感じ取れるのか。
7人の看護婦見習いたちは、本当の看護の入口へ進んでいきます。
あらすじ第6週 「天泣(てんきゅう)の教室」
マーガレット・バーンズ先生が女学校に赴任。
しかし授業は意外にも、ベッドメーキングや窓掃除から始まります。
何度やっても突き付けられる「NO」。
生徒たちは「これのどこが看護なのか」と不満を募らせます。
さらに髪を切るよう命じられ、生徒たちは戸惑いながらも覚悟を迫られます。
そんな中、玉田多江が抱える悩みが明らかに。
父から医学生との縁談を強引に進められていたのです。
看護婦を目指したい気持ちと、家の期待との間で揺れる多江。
やがて彼女は、自分は本当は医者になりたいのだと打ち明けます。
精神的に追い詰められ倒れる多江。
その姿を通して、りんたちは「observe」の本当の意味に気づき始めます。
バーンズ先生は、生徒たちの前でついに語ります。
「患者の表情から、あらゆることを学びなさい」
そして実は、日本語を理解していたことも判明。
厳しさの裏にあった深い愛情と教育。
7人は、看護とは“人を理解すること”だと学び始めるのでした。
あらすじ第5週「集いし者たち」
りんと直美は、梅岡女学校へ入学。
全国から集まった7人の女学生たちと共同生活を始めます。
しかし育った環境も価値観も違う彼女たちは、衝突ばかり。
英語教本の解釈や生活態度を巡って対立が続きます。
そんな中、課題として与えられた言葉が「observe」。
意味が分からず悩む生徒たち。
大山捨松婦人やシマケンの助言を受けながら、“観察する”とはどういうことかを模索していきます。
やがて生徒たちは、observeとは単に見ることではなく、相手を理解しようとする心だと気づき始めます。
津軽の生徒が分け合ったリンゴをきっかけに、7人の心の距離も少しずつ近づいていきます。
そして最後には、皆が一つの答えへたどり着くのでした。
あらすじ第4週「私たちのソサイエティ」
炊き出しの現場で倒れた子どもをきっかけに、りんと直美は“看護”という仕事の必要性を強く感じ始めます。
大山捨松婦人は、日本にも病人を支える看護婦が必要だと語り、二人へ協力を求めます。
一方りんは、娘・環を連れて奥田家から逃げる決意を固めます。
女だから跡継ぎになれない。
その理不尽な価値観に苦しみながらも、自分の力で生きる道を選ぼうとします。
直美もまた、鹿鳴館での偽りの生活に苦しみ始めます。
憧れていた小日向中尉が詐欺師だったと知り、自分自身の嘘の人生とも向き合うことに。
やがてりんは、ナースになる決意を母・美津へ伝え、梅岡女学校の門を叩きます。
その後ろには、同じ道を選んだ直美の姿もありました。
あらすじ第3週「春一番のきざし」
りんは清水卯三郎の店「瑞穂屋」で働き始め、東京で新生活を送ります。
外国人客との出会いをきっかけに、英語への興味も芽生え始めます。
一方、直美は鹿鳴館で働きながら、西洋文化や華やかな世界へ憧れを抱きます。
しかしそこには嘘と見栄の世界もありました。
りんは娘・環を育てながら懸命に働き、母・美津や妹・安も東京へ。
家族4人の新しい暮らしが始まります。
そんな中、大山捨松婦人との出会いが、りんと直美の人生を大きく変えていきます。
「日本に看護婦を育てたい」
その言葉が、二人の未来を動かし始めるのでした。
あらすじ第2週「灯(ともしび)の道」
りんは理由も告げぬまま奥田家へ嫁ぎ、やがて娘・環を出産します。
しかし女の子だったことで歓迎されず、孤独な日々を送ることに。
やがて夫の火の不始末による火事をきっかけに、りんは娘を連れて実家へ逃げ帰ります。
その後、小太郎の助けを借りて東京へ向かい、新しい人生を探し始めます。
道端で空腹の環へパンを差し出した女性。
それが直美との運命的な出会いでした。
りんは仕事を探し続け、清水卯三郎との出会いによって生きる道を見つけていきます。
一方直美もまた、孤独な過去を抱えながら新しい人生を模索していました。
第1週「翼と刀」
明治維新後の激動の時代。
士族の娘・りんは、時代の変化に翻弄されながら生きていました。
そんな中、父が突然コロリで亡くなるという悲劇が起こります。
父の死によって、一ノ瀬家の生活は一変。
りんは「女性が生き抜く難しさ」を知ることになります。
一方、直美もまた、厳しい現実の中で生きていました。
身分や時代に縛られながらも、自分らしく生きようとする二人。
やがて二人の運命は交差し、“看護”という新しい道へつながっていきます。

